この世界は不完全すぎる（１４）

著者名：左藤真通【著】

講談社（2024/12発売）

• ISBN：9784065378625

内容説明

（株）プロジェクトレンズのヤマトは実弟であるタカシの救助を求める。
語られるのは、ジンがかつて彼らに及んだ凶行の全貌。
そしてメインクエストを進めるなかで、
ハガ達は長い年月を経て変わり果てたかつてのデバッガーに出くわすことになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[zaku0087]

チームは離合集散するが、出入りするやつは皆心が壊れているらしい。狂信的になり仲間を皆殺しにしたり、言いがかりをつけて狩りをしてみたり。「ヌル空間」に押し込められて一年放置され精神崩壊したワルが、あれこれ暴走するのはこの世界の狂った意志なのかもしれないなあ。ただ、なんとなく夢オチできな結末になりそうな感じもしてきた。この展開であればなんでもありなんだろうけどな。仮想知性のAIたちも暴走間近みたいだし。

2025/03/17

[uki]

コミックDAYSで一気読み。最初の頃はおかしなバグやそれを使ったデバッガーならではの戦法に面白おかしく読んでいたが、不気味なモンスターデザインや世界観、ザ・ダイヤモンドの辺りからのゲームから出られない現実におかしくなる人々に怖さも感じた。それでもどんどん読み続けられるのはバグってるからこその予測できない展開の面白さや、主人公ハガの真面目で実直なかわいい性格を信頼してるからなんだろう。メインクエストもかなり進んだが、そろそろ外の世界とコンタクトを取りたいところ。ジンの真意も気になる。

2025/01/06

[モコモコ]

表紙のキャラ、最後にチラっと出てくるだけなんかいｗ

2025/01/03