創元推理文庫<br> 行方知れずの仲人屋

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創元推理文庫
行方知れずの仲人屋

  • 著者名:廣嶋玲子【著】
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • 東京創元社(2025/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488565176

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内容説明

妖怪をさらうやつらの手から力弱い妖怪達を護るために、四人の大妖の妖力を集めて作った貴重な結晶を、仲人屋の十郎が奪って行方をくらましてしまった。なぜ自分に何も言ってくれなかったのか? 残されたあせびは信じていた恋人の裏切りに打ちのめされ、仕事もできず家にこもってしまう。月夜公率いる妖怪奉行所東の地宮の烏天狗達も、必死で十郎の行方を捜したが、もと人間の十郎のこと、人界に潜んでしまうと妖怪達にはなかなか見つけられない。一方千吉は師匠朔ノ宮のもとで、千里眼の術の修業をしていたが……。人気シリーズ第5弾!/【目次】行方知れずの仲人屋/十日の記憶/思わぬ助っ人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

59
十郎が消えて、裏切りの疑念もあり落胆するあせび。あんなにラブラブだったから落ち込むよねぇ。十郎がなんで消えたのかと思ったけど、納得できる内容でよかったよ。。千弥が居なくなった傷は、弥助に深く残っるんだね。一瞬だけ成長した津弓、めっちゃ格好良いじゃん!全然成長しないから、いっつも可愛いけど、将来楽しみね。2025/04/11

Nyah

34
大妖の力を集めて作った結晶は、弱小妖怪を守るお守りを作るためにあせびが預かった大事なものだった。それを恋人の仲人屋十郎が持ち去り行方をくらました。あせびは十郎の裏切りに傷付き家に閉じこもる。‥。いろいろ事情があっても相談できればよかったよね。津弓くんのところで、親心としては一足飛びに大人になって欲しくないのはわかる。2025/03/21

ひさか

33
2025年1月創元推理文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目。わかりにくい展開だが、ラストで明らかになる因果で一挙に解決。なんだか迷走させられて、損したような気になりました。2025/02/28

21
このシリーズ大好きです♪彼の行動には理由があって安心しました。信用って大事だわ。最終話の津弓くん、カッケー。2025/05/27

小梅さん。

17
恋人のあせびを裏切って姿を消した十郎。 残されたあせびさんの憔悴ぶりが痛ましい。 でも、みんなが彼女を思いやって励ましてくれる。 で、ああなるのねw うん、そうこなくっちゃね。 今回の敵は、朔ノ宮や月夜君も苦心するほどの相手で、どうなるかとどきどき。勝つとは思っていても、ね。 なので、そんな中、朔ノ宮を正気に戻そうとする月夜君のあの行動にはぶっとんだー。うふふふふ。 玄楽さんが、なかなか豪快で大好きなので、また登場してほしい。 2025/01/30

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