目次
「酸化」と「還元」のそもそも
よく似た用語「酸性化」「酸素化」
酸化と還元の意味の拡張:電子のやりとり
酸化分解処理と酸化還元滴定
酸化数による表現
化学方程式をつかうと
身近にあるいろいろな酸化剤
身近にあるいろいろな還元剤
酸化剤や還元剤の強さ
酸化還元電位酸化剤・還元剤の強さの目安〔ほか〕
著者等紹介
山崎昶[ヤマサキアキラ]
1937年関東州大連市に生まれる。1960年東京大学理学部化学科卒業。1965年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。東京大学理学部助手、電気通信大学助教授を経て2003年まで日本赤十字看護大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chokujin
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会社の図書室の本。半ば、仕事上の興味と図書室への書評投稿の目的で読んだ。良い本であれば若手技術者に読んでもらいたいし。で、この本は化学のおさらいをしたい人には面白い本となろう。酸化還元の視点から地球の歴史、生物の歴史、生物代謝、電池、漂白、金属精錬、化粧品、その他身の回りの化学反応の仕組みを説明してくれる。エッセイ風であり、コラムネタもあり、中学・高校の化学を忘れかけている人には教科書とは違う化学世界の見方を発見することができてすっと晴れるものがあるかもしれない。2012/12/29