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内容説明
◆コロコロ変わる「からだに良い○○」、一体何が正しい?
食事に気を遣っている人ほど、不健康になる!?
「パンよりご飯を食べよう!」とCMが流れたかと思うと、
「砂糖はもちろん、お米も糖質だからダメ!」と言われる・・・
◆一体何が正しいのか?
「食生活を考える時、栄養素なんて無視しなさい」
「栄養素のことを考えれば考えるほど、健康は保てなくなる」
「栄養学が日本人の食事をダメにした」
管理栄養士の私が言うのもおかしな話ですが、
私はこれまでそうした主張を繰り返してきました。
◆なぜ、そう言えるのか?
いまの栄養学には、「食べるとはどういうことか?」
を理解するためのポイントが欠けていると感じるからです。
それを食べたいからつくるのではなく、
つくれるものを食べる。
歴史を振り返れば、自然条件が農を決め、
農が食を決めてきた。
いまでも多くの国がそうです。
これが真実であり、
そのなかに地域の伝統食や食の知恵があったわけですが、
いまの日本はどうでしょうか?
何がとれるかと関わりなく、季節も考えず、
外国からいろいろな食材を取り寄せ、
食生活を成り立たせています。
そうしたゆがみが見落とされたまま、
さまざまな健康法、食事法が生まれては消えていきます。
出回っている情報の何がどうおかしいか、
そのうち、判断がつかなくなります。
本書ではそれを「情報過食症」と言っています。
私たちの多くは氾濫する健康情報に振り回され、
食べることの本質がどこにあるのか、見えなくなっています。
本書では、情報過食症に蝕まれている皆さんに、
そもそも食べることはどういうことか、
わかりやすくお伝えしていきます。
その原点に帰ることができれば、
食生活のどこを見直せばいいのか?
どう健康管理していけばいいのか?
その秘訣もわかってくるはずです。
◆本書の内容
はじめに 栄養学が食生活をおかしくした
第1章 栄養学は矛盾だらけ
栄養学の知識が「情報過食症」を生み出した
「栄養素バランス」なんてバカバカしい
他
第2章 栄養学が見落としてきた腸内細菌のふしぎ
栄養学の知識が役立たなくなる?
医療の常識を変える驚異の治療法
他
第3章 栄養学は「欧米崇拝」から成り立っている
日本人の食生活を変えた「欧米崇拝主義」
「米を食べるとバカになる」と言われた時代
他
第4章 栄養学は食の工業化をもたらした
工業製品を食べるようになった日本人
工業製品へと変貌していったパン
他
第5章 食のドラッグ化はどこまで進むのか?
仕組まれたスイーツのドラッグ化
脳の快楽中枢を砂糖で刺激する
他
第6章 6つのポイントから栄養学の「常識」を破壊する
「おやつ」から「食事」へ広がるドラッグ化
体調が悪い原因は「たったひとつ」ではない
他
第7章 「風土」と「感覚」に根ざした新しい栄養学
栄養素やカロリーに代わる基準はあるか
イヌイットが「野菜不足」にならない理由
他
おわりに 今日から食生活を変える10の約束
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
hundredpink
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
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