北欧の最新研究によるストレスがなくなる働き方

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北欧の最新研究によるストレスがなくなる働き方

  • ISBN:9784894517769

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内容説明

◆上司も部下もストレスから解放され、生産性が上がる仕組みとは?
複雑化する現代社会、
年々ストレス・レベルが上がっていると言われています。

SNSの発達などによって、社会の情報化が進み、
必要以上の情報に晒されることがその一因、
などと言われることも。

本書は、【世界幸福度ランキング1位】常連国である
デンマークの「ストレス研究の専門家」と「組織心理学の専門家」が
数多くの事例から導き出した実践の書です。

「ストレス」という現象の複雑で多面的な性質を真摯に受け止め、
ストレスの背景的知識と、新しい理論的観点を紹介しています。

◆本書のおもな目的は、
・あなた自身のストレスを防ぐ能力
・チームのメンバーがストレスに襲われたときに対処する能力
・ストレスに襲われたメンバーの仕事復帰を支援する能力
を向上させること。

具体的には、
・仕事に起因するストレスに関する知識
・健康とストレスのあいだのさまざまな段階で役立つ明確な指示とツール
を提供します。

また、
・ストレスで苦しんでいる人に対して何をすればいいか
・過度に関わったり、プライベートな領域に
 立ち入ったりすることなくサポートする方法
も示します。

ですので、これまで対処したくてもできずにいた相手に対して、
短時間で効果的に対応できる術を身につけることができるでしょう。

「ストレス」に真剣に取り組むことは、
ストレスに苦しむスタッフにとっても、
管理職であるリーダーやマネジャーにとっても、
会社の収益にとっても、
大きな価値をもたらします。

リーダー、マネジャーはもちろん、すべての働く人、必読の書です。

◆本書の内容
プロローグ―あらゆる職場のためのストレス・ハンドブック

PART1 ストレスとは何か―解決に取り組む前に問題を理解しよう

PART2 ストレスの階段
ストレスとダブルループ学習
「ストレスの階段―THE STEPS OF STRESS」モデル
常温段階
常温段階の特徴
 
高温段階
 高温段階の特徴

過熱段階
 過熱段階の特徴
 
溶解段階
 溶解段階の特徴
 

PART3 職場復帰のプロセスを成功させるために

タスク1[連絡をとる。そしてそれを続ける!]

タスク2[職場復帰の計画を立てる]

タスク3[計画を実行に移し、必要に応じて調整する]

タスク4[チームの他のメンバーにも気を配る]
 
「ストレスの階段」と管理職の4つのタスク

PART4 上司がストレスに襲われるとき
マネジメントのジレンマと際限のない仕事
 マネジメント―アイデンティティーの蜜壷
 管理職の複雑さとジレンマ
管理職の典型的なストレス症状

ストレスを抱えた管理職は組織にどんな影響を与えるか?

ストレスに対処する管理職を誰がサポートするか?
 
エピローグ―戦略的視点に立った持続可能な労働

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

篠田イツキ

4
管理職にとってのストレスマネジメントについて各種研究結果を引用しながら解説してくれる。マネージャーになった時に配慮すべき自分・部下のストレスマネジメントについて体系的に整理してくれているので、一冊手元においておいて損はないかと思います。特にストレスを深く抱えた時の「溶解段階のジレンマ(高ストレス→周囲に打ち明けたら無能だと思われるかもしれないという恐れから何もしない→ストレスが悪化する)」は自身の経験としても共感できるものであり、には常に配慮しておきたいと思った。2019/04/27

読書熊

4
ストレスは0か1ではなく、階段である。そもそもストレスとは何かから解き明かしてくれて、コントローラルブルにする光明が見えました2018/01/19

ボンヤリノスキー

1
ストレスマネジメントの本は結構読んできたが、この本は職場で管理職がスタッフに対してどうマネジメントするかが書かれてあり、結構実践的内容と言える。特にストレスを段階に分けて、その段階ごとにどうマネジメントするかの視点はこれまでにあまり見たことがない視点かもしれない。ストレスそのものへの対処法はどの本も似たり寄ったりだがこの本でも同じだ。しかし知識として得たとしても、実際に現場で実行できるかが一番の問題。そしてスタッフのストレスに気づける機会をちゃんと作っているのか?信頼関係はそもそもあるのか?そこが大事だ。2018/03/18

呑司 ゛クリケット“苅岡

0
管理職がストレスを解決しようとする時の指南書。須らく世の中は人間関係で出来上がっていると思っている。だから信頼関係をつくるための本は結構読んでいるが、この著作には人間関係の機微を教えてくれる部分が無いように思う。だが、ストレス・スパイラル、手本を示す、ストレスの階段、就業適正証明書、休暇後の職場復帰、管理職のストレスなど参考になる箇所は多い。2024/04/15

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