幸せを拒む病

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

幸せを拒む病

  • 著者名:笠原敏雄
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 特価 ¥495(本体¥450)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784894519664
  • NDC分類:146.1

ファイル: /

内容説明

◆あなたの「不幸」は「心に潜む悪魔」が原因だった!
マリッジブルー、マタニティブルー、引っ越しうつ病……
本来、幸せなはずの状態で引き起こされる
こうした心の病から、重度の精神疾患まで。

あるいは次のような身近なケースもすべて
「幸福を否定する心の悪魔が原因」と指摘されて
あなたは、はたして信じられるでしょうか?

(1) なにをやっても三日坊主で終わってしまう
(2) どうしても自分の部屋を片づけられない
(3) 厳しく叱責されても遅刻グセが治らない
(4) 締切り間際にならないと絶対に手がつけられない
(5) 勉強しようとすると必ずゲームをしたくなる
(6) 本屋さんへ行くと便意を催す

もちろん(1)~(6)の問題を
本気で治そうと思って医者にかかる人もいないでしょう。

しかし、たとえば冒頭に掲げた
「結婚に伴うマリッジブルー」あるいは
「妊娠に伴うマタニティブルー」が原因で
結婚が破談、または離婚に至るケースも少なくありません。

最愛の人とうまくいかず
不幸な結婚生活を選択してしまう人も多いことでしょう。

さらには、子供の虐待を繰り返してしまうケースなどまでもが
その原因に「幸福否定」があるとすると、
けして無視できないのではないでしょうか。

◆著者は40年以上におよぶ心理療法の臨床体験から
こうした生活に身近な事例から
統合失調症といった重度の精神疾患までに至るすべての原因に
「幸福否定」という心のしくみが潜んでいることを
明らかとさせつつあります。

この「幸福否定」という心の構造。
なにも、精神科に通う人だけの問題ではありません。
じつはわれわれすべての人間に普遍的に備わっているのです。

本書では、心の専門家がこれまで取り上げることのなかった
こうした問題をコンパクトにまとめました。

◆「幸せになれない病……」
「じゃあ、いったいどうしたらいいの?」

どうか、ご安心ください。
本書第4章で紹介する「感情の演技」という手法を実践することで
あなたの「心の悪魔」を退治することができます。

◆目次
第1章 身近な出来事に潜む幸福否定

第2章 本当の幸福を否定する心のしくみ

第3章 幸福否定から見た異常行動や症状のしくみ

第4章 幸福を素直に受け入れるための方法──感情の演技
私の心理療法の目的と方法
感情の演技によってどのような変化が起こるのか
仕事に関係して起こる変化
私生活の中で起こる変化(1) 行動的側面
私生活の中で起こる変化(2) 心理的側面
感情の演技のやりかた
感情の演技の典型的経過
感情の演技を効果的に行なうコツ
感情の逃げ道をふさいでイメージを描く
心理的原因を絞り込んでいく方法
感情の演技がもつ力
「反応」がもつ重大な意味
内心がしかける「幸福否定」のための隠蔽工作 
等々、

第5章 従来の人間観を覆す幸福否定理論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

大先生

8
???著者自身「幸福否定の理論や方法は、通常の教育や説得で伝えることができない」「本書を通じてどれほど詳しく説明しても、肝心な部分は頭に入ってこない」と書いてますが、正直私にも理解できませんでした(苦笑)。著者によると、無意識の一部が自分が幸福状態であることを極度に嫌い、幸福でないと意識に言い聞かせるために心身症や精神病、行動異常という形で敢えて問題を作出する。ストレスやトラウマは原因でないそうです。理解は出来ませんでしたが、私、こういうの嫌いじゃありません。新説にチャレンジするのは重要なことですから。2020/12/01

おやつ

4
タイトルでおっ、と思い、カバー裏の「幸せになんかなってたまるか」の言葉にそうそう、その気持ちの正体が知りたいの!と・・・しかし、文章がとても読みにくい(>_<) 著者は、「それがあなたの抵抗だから」っていうかもしれないけれど…いろいろ断定的すぎるし言いたいことも回りくどすぎる気がした。そして、世紀の大発見のように書いてあるけれど、そんなにすごいことなのかなぁ・・・?と正直思ってしまった。肯定的意図の概念でかなり説明できてしまうような。。うーん、もう1回きちんと読み直すかどうか、悩む本。2017/10/29

光桜由花子(みおうゆかこ)

2
kindle読み放題にて。終盤の小坂英世先生の精神疾患療法の話が心に残った🥲 時代が追いついてなくて彼の提唱する 「精神疾患は薬ではなく人の心で治す」理念が専門家に理解されず研究が終わってしまったけど 現代でマインドフルネスやオープンダイアローグで確立してるじゃん😭 彼は間違ってなかったんだよ...悔しい。 小坂英世先生の治療法について学びたいと思いました。学んだのち、再読したいです。幸福否定についても。2025/10/16

new tomo

1
心理学系の本は色々と読んできたが、全く無かった切り口。自分にとって幸福と感じる事を拒否する心理が心や身体に不調を起こす。トラウマなんて関係ない。一見なんじゃそりゃと言いたくなるような理論だが、スピリチュアル好きの私の読んだ本に、似たような物を読んだ事があり、それはこの地球に生まれたのは苦しみを経験する為。その為にわざと苦しむような事をエゴがしてくれていた。という物。だからそのエゴを早く手放しなさいという内容だったが、それを信じれば「なるほど」学術的に論じている方がいるのだなと納得しました。

KK

1
なんとも受け入れがたい内容だった。だが、確かに無意識に幸せを拒否するような行動をとってしまうこともあるなと感じた。不幸な自分を嘆くことで同情を買おうとする人もいるだろうし無意識のうちに作り上げられた自己像を体現しようとしてその結果、幸せを拒む行動をとってしまうのかもしれない。著者は人間はだれしも幸せを拒む意思をもっていると言っていたが、自己実現に成功する人・しない人はどう違うのだろうと思った。恐らく自分が抱いている、自分に対する負のイメージと現実の差が負の反応として現れるのだろうと思った。難しい。2016/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11027697
  • ご注意事項

最近チェックした商品