内容説明
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比較内分泌学は、生物の個体内の諸現象に関与するホルモンを、進化の観点から統合的に理解する学問である。本書は、多様な生物を題材に、進化の観点で内分泌の基礎を網羅し、種々のホルモンを整理する。動物生理学を学ぼうとする学生、また、ヒト内分泌のより深い理解を目指す研究者に必読の内容となっている。
目次
はじめに
略語集
I.多様な内分泌現象
1.ホルモンの多様性
2.ホルモンの分泌調節
3.ホルモン受容体の多様性
4.受容体から作用まで
II.脊椎動物のホルモン
5.ホルモン産生部位による分類
6.作用による分類
III.無脊椎動物の内分泌学
7.無脊椎動物の内分泌系
8.無脊椎動物のホルモンの分子多様性
9.ホルモン機能の多様性
IV.進化の観点から内分泌現象を視る
10.比較内分泌学とは
索引