内容説明
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DX時代の経営には、社会環境の変化に伴う人々の問題を発見し、その問題をデータとデジタル技術によって解決し、新たな市場とビジネスモデルを創造することが求められる。サービスデザインはその実践に不可欠な思考法である。サービスデザインとは、文字どおりサービスをデザインすることだが、サービスとは人間活動のすべてを指す点に注意が必要である。つまり、サービスを受ける人間の体験と感情の価値を最大化するように、提供側の活動をデザインすることがサービスデザインである。サービスデザインは、曖昧さを受け入れ、曖昧さと取組みながら曖昧さを捉えていくことである。本書はそれらサービスデザインをいまだに経営、マーケティングの業務へ導入できていない企業や、行政担当者、起業意欲のある学生に向けた、導入指南書であり、初学者用の教科書。
目次
プロローグ
1部 サービスデザインとは
1章 サービスデザインの全体像を理解する
2章 サービスの特性を理解する
2部 サービスデザインの実践:顧客理解
3章 体験をデザインする
4章 顧客を理解する
5章 インサイトを生み出す
3部 サービスデザインの実践:事業創造
6章 コンセプトを創る
7章 アイデアを生み出す
8章 体験のプロトタイプを創る
4部 サービスデザインによる経営:発展
9章 デジタルトランスフォーメーションを理解する
10章 サービスデザインの組織導入
エピローグ