深化する一般相対論

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深化する一般相対論

  • 著者名:田中貴浩【著】
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  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621302316

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内容説明

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1915年にアインシュタイン(A. Einstein)によって一般相対論が発表されてから、100年という節目を超えました。しかし、一般相対論には、今でも、尽きない謎が広がっています。本書は、特殊相対性理論のまとめに始まり、一般相対性理論の鍵となる概念・基礎理論から観測による検証について解説するとともに、よく話題となるトピックスを取り上げて物理的に解説しています。 2015年度のパリティ誌の連載に、実際の観測が発表された重力波観測の現状や、実観測によって見えてくる今後の展開について加筆しています。最新の話題まで含めて簡潔にまとめた読みやすい解説書です。日常感覚とかけ離れ、難しいと評される一般相対論的世界像を、物理的基礎に重きを置いて、大学初年級の数学的知識で読み解けるよう解説し、相対論は間違っていると感じがちなポイントも、論理的思考を積み重ねることで納得できるよう配慮しています。一般相対論の美しさ・奥深さを理解できる一冊です。

目次

第1章 特殊相対論の基礎
第2章 等価原理
第3章 アインシュタイン方程式
第4章 ニュートン近似と一般相対論の検証
第5章 一般相対論に基づく宇宙像
第6章 インフレーション宇宙論
第7章 宇宙論的観測の精密化
第8章 ブラックホール時空
第9章 重力波とは
第10章 重力波源となる天体現象
第11章 「最後の3分間」:連星合体における重力波波形予測
第12章 重力理論の研究の広がり
コラム