内容説明
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「世界とはいろんなことの関係性の網み目のようなもので、その現れようがそれぞれ固有の風景であり、ランドスケープデザインは、それらの関係がまさしくかたちとして現れ、その場に立ち会うことができる。それが面白いし、難しい。」著者はそのように述べています。 また、ランドスケープデザインについて、「一つの考え方、ものの見方で、明晰に語られる考え方ではなく、おぼろげな輪郭とともに浮かび上がってくる多面体のような考え方である」とも述べています。本書は、そのような「ランドスケープデザイン」のイメージを伝えることを目指して刊行されました。 数多くのランドスケープデザインを手掛け、醸成された著者独自の思考をスケッチやイラスト、図面とともに紹介し、読者に建築、風景、社会を考えるきっかけを与える設計手引き風読み物となっています。それぞれが独立したキーワードになっており、それらが互いに緩やかに関係しあっています。ランドスケープデザインを「風景を構成する膨大な他者たちとの関係を模索するデザイン」と捉え、そのディテールから風景までを言葉で描き切る一冊です。
目次
I 思考の手がかり
01 風景に気づく
02 関係性に参加する
03 「場所」を設える
04 風景は公共空間である
II デザインの手がかり
01 風景を再編集する
02 場所が生まれる契機をデザインする
03 体験をデザインする
04 時間を生きるデザイン
感想・レビュー
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もりおか
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