内容説明
アンネ・フランクの隠れ家は私たちの部屋に比べれば「宮殿」のようだったが、私たちのほうがはるかに恵まれていた。密告する人がいなかったから。5歳~7歳の時期に隠れ家で過酷な生活を送り、さまざまな差別や偏見と向き合いながら歩んできた化学者の人生を綴る。入念な調査資料・目撃証言が体験談を裏付け、貴重な写真が歴史的事実を突きつける。勇気、愛、正義、平和への願いがこもる力強い物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.Yokota
4
戦時下のポーランドで、家族とともに屋根裏の隠れ家に2年間潜んで生き残った著者の回想録。当時4〜6歳の著者は、家族が皆生き残ったこと、自身もカナダで学問を修めて立派な化学者になったこともあってか、語り口にあまり暗さを感じない(ユーモアが好きとも書いてある)。内容も4割くらいはホロコーストに直接関係ない自伝だけど、注目したいのは、そのような日常の端々で様々な蔑視にさらされてきたということ。軽妙な文章の分、日常に潜むそれらがあぶり出されているように感じる。後半は隠れ家体験を裏付ける資料探しで、感動の再会なども。2024/01/23
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