日本人だけが知らない戦争論

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍

日本人だけが知らない戦争論

  • 著者名:苫米地英人
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784894516427

ファイル: /

内容説明

■戦争はなぜ、地球上からなくならないのか?

20世紀は戦争の世紀でした。

全世界を巻き込んだ2度にわたる世界大戦をはじめ
中東戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、米ソ冷戦……。

東西冷戦終結後は
内戦が世界各地で勃発するようになり
戦争はますます複雑化、多様化します。

テロが急増し、テロに対する報復として
アフガン侵攻、イラク戦争、チェチェン紛争などが起きました。

いったいなぜ、戦争やテロが
この世からなくならないのでしょうか?

その答えはいたってシンプル。

いつの時代にも
戦争を起こしたい奴らがいるからです。

では、なぜ彼らは戦争を起こしたいのか?

・・・その答えがこの本には書かれています。




■「戦争とは何か?」をほとんどの日本人は知らない

人殺しは犯罪ですが
戦争は国家に権利として与えられています。

だから世界では戦争、紛争の火種が絶えません。
お互いに殺したり、殺されたりを繰り返しているのです。

もちろん戦争は誰だってイヤです。
私もあなたも誰もが平和を望むでしょう。

しかし、戦争を起こす権利は国家が持つ外交権の一部として
国際法で認められているのです。

一方、日本は憲法9条で戦争放棄をした唯一の国です。
日本は国連加盟国の中で唯一、
戦争を起こす権利を持っていない国なのです。

そんな平和ボケした日本人は
「戦争とは何か?」がまったくわかっていません。

その証拠に戦争に関するまちがった認識を
「事実」として信じ込まされて疑いません。

・石油の対日全面禁輸が原因で日本は大戦に突入した ⇒ ウソ!
・中国が尖閣諸島に侵攻したら米軍が出動する ⇒ 99%ありません!
・倒幕運動に参加した坂本竜馬らは歴史的ヒーローだ ⇒ ウソ!
・南北戦争はリンカーンによる奴隷解放が目的だった ⇒ ウソ!
・戦争のきっかけとなる大恐慌は人為的なものではない ⇒ ウソ!

これはほんの一例にすぎません。

本書ではこうした日本人の
戦争に関する誤った常識、歴史認識を徹底的に正します。

さらに現代はサイバー戦争の時代。
総力戦の時代は終焉を迎えました。
核発射ボタンさえ、遠隔操作できてしまう時代なのです。

いままさに水面下で進行している
目に見えない5次元空間のサイバー戦争の舞台裏を暴きます。

我々にとって戦争はもはや他人事ではありません!

すべての日本人必読の書。




■目次
第1章 これから日本は戦争に巻き込まれるのか?
第2章 クロムウェルはなぜ戦争を起こしたか
第3章 なぜ、金融資本家たちは戦争を起こしたいのか?
第4章 国際金融資本はいかにして王様から権力を奪っていったか
第5章 「世界大戦」という壮大なフィクションを暴く
第6章 来たるべき第3次世界大戦と「国家洗脳」の手口
第7章 21世紀の戦争は「5次元化空間」で繰り広げられる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シタン

18
登録するか迷ったけどしておこう。蓋然性が一見低そうな主張を、ほとんど論理だけで説得力のあるものに仕立て上げている。正しいか正しくないかはともかく、自分がいかに世界を知らないかを突きつけられて愕然とする(いつものことだが)。 「またお金の話ですか」のくだりは笑った。2019/06/01

mj

17
何に対しても疑うことは必要なのでしょうが、とても難しい。だから著者のような聡い人の意見は参考になります。個人レベルでは、ここまで極端だと日常生活を営みにくくなります、が、しかし..... 政治リーダーなどのレベルでは、このような邪推をはたらかせた上で作戦を練って欲しいものです。2015/10/17

とらじゃ

17
とまべっちの主張はいつ読んでも興味深いが、すべてを受け入れる気にはならない。大銀行家陰謀説はベンジャミン・フルフォード氏も唱えていて、ありそうな話だ。いずれにしても、自分や世間の考えを「本当にそうだろうか」と一度疑ってみるのは必要だと思う。2015/07/06

aiken

16
2015年の本。陰謀論の本。面白かった。陰謀といえばいろんな団体があるのだろうが、この本では銀行だった。欧州の老舗銀行が世界の富を牛耳ってるというお話。イギリスもフランスも日本の維新もその他の国の革命も、大きな二度の戦争も、そして現在さえも老舗銀行が仕掛けて富を独占し、各国の主要要人はそのおこぼれをもらっているらしい。いやあおっかない。なにかしら相関はあるのだろうが、因果はどうなのだろう。いや、ここまでスケールが大きいとそんなのどうでもよくなってきて、どうにもならなさ具合がディストピアSFみたい。2022/01/08

kmfm

16
分かりやすいが、次第にこの本の怖い部分が見えてくる。どんどん著者の持論がエスカレートしてついていけなくなった。確かに、戦争を経済的側面から見ればそうした側面もあるだろう。あれだけ批判されているISが戦闘を続行できるのも、それを商機とかんがえる輩がいるからだ。でもすべてに当てはめようとすると極論となる。今、国会で集団的自衛権の行使について審議されて関心の高い時に、こうした本を書き出版することと同じではないかと思う。これを読まれる方は、これ以外の本もじっくり読んだ上で評価してほしいと思う。2015/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9672900
  • ご注意事項