内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
福島第一原発事故後の放射線に関する科学的知識へのニーズの高まりを受けて、東京大学教養学部の授業(1-2年生対象)をまとめたものです。 本書「放射線を科学的に理解する」は、入門書と専門書のギャップを埋めるべく書き下されたもので、放射線物理学、生命環境応答学、環境放射化学を中心に、原子力工学、放射線医学、放射線と農業の関係も含めて、分野を越えて多角的に放射線を解説します。 「Q&A」では、講演会等で寄せられた質問等を元に、具体的な事項について解説しています。
目次
1章 放射線とは?《放射線入門》
2章 放射線の性質《放射線物理学 I 》
3章 原子力発電で生み出される放射性物質《原子核物理学・原子力工学》
4章 放射線量の評価 *《放射線物理学 II 》
5章 放射線の測り方《放射線計測学》
6章 環境中での放射性物質《環境放射化学》
7章 放射線の細胞への影響《放射線生物学》
8章 放射線の人体への影響《放射線医学》
9章 放射性物質と農業《植物栄養学・土壌肥料学》
10章 放射線の防護と安全《放射線防護学》
11章 役に立つ放射線《放射線の利用・加速器科学》
Q&A
索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アドソ
10
なぜ今放射線?この本が出されたのは東日本大震災後の2012年。専門家が結集して、できる限りの真実を伝えようとした姿勢がうかがえる。10年前、TVは放射線の報道で持ちきりだった。果たしてそのうちどれくらいが(当時わかっていた限りでの)真実を伝えていたのか。どれくらいの視聴者が正しい情報を得ていたのか。許容できるリスクを受け入れて、経済活動を再開すべきという考え方が当時もあったことがわかる。当時学んだはずのリスクコミュニケーションやリスクリテラシーはコロナ禍に活かされたのだろうか。2021/09/30
aoura
1
東大で毎年行われる著名な学術俯瞰講義の教科書.個人的には第1章~第5章,第8章の基礎知識くらいは身につけておかないといけないという所感.放射線生物学を学んだことがなければ第7章は読むべき.これまでバラバラと教えられてきた事項が体系的にスッキリまとまっているので一冊持っておきたい.2016/11/06
鍵
1
初学者のことを考えた良い本である。ただ、全部を理解するのは大変なので、興味のある部分だけ読めばよいと思う。 放射線の恩恵を普段我々は享受している。同時にリスクがある。リスクの背景には科学的事実が存在し、我々はその事実を認識したうえで議論せねばならない。そういう意味でこうした本は、専門家と我々の懸け橋となる。2016/06/17
瀧本往人
1
本書はかなりフェアに書かれており、「教科書」にふさわしい内容となっていると思う。このくらいの入門書および知識が「3.11」という事態には必須だということである。また、「知」の世界の動きはこのように、「現実」や「実践」よりもいつも遅れてやってくるということを、あらためて思い知らされる。http://ameblo.jp/ohjing/entry-11503575252.html2013/04/04
スマ
1
なんかほぼ専門のようなものなのに不勉強で理解がなおざりだった部分についてようやく体系立てられて理解できた感じがする。特に前半5章あたりまでは非常に平易に放射線学を(ざっくり)学べる。逆に8~10章あたりはちょっと情緒的な表現が多くて首をひねる所もあったかな。世間の人はああいう書き方をされた方が納得できるのかな~普通に理詰めで書いた方がスッと入るのは自分だけ?でもまあ「アルファ線ベータ線ガンマ線とか名前だけは知ってるよ」みたいな人は変なこと言う前に読んどいたほうがいいと思われる一冊。2014/01/29
-
- 電子書籍
- 炎のドレスの誘惑【分冊】 11巻 ハー…
-
- 電子書籍
- 落第聖女なのに、なぜか訳ありの王子様に…
-
- 電子書籍
- 億万長者とかりそめの愛を【分冊】 1巻…
-
- 電子書籍
- 流離の花嫁 分冊版[ホワイトハートコミ…
-
- 電子書籍
- 総務部総務課 山口六平太(32) ビッ…




