内容説明
「ただの藪」「ただの凸凹」だなんて、言わないで! これこそが、複雑な関東戦国史を背景に生まれた、超テクニカルで最強な「土造りの城」なんです。理解するには、現地を訪れる――そう、実践が第一。本書では、八王子城、滝山城、小田原城、杉山城など、関東近郊の名城22の「絶体絶命」なポイントを、縄張り図とともにご紹介。足軽と武将に扮した「山城好き」な落語家・春風亭昇太と、城郭考古学の第一人者・千田嘉博とともに、いざ、行かん!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
35
2人の会話が楽しい1冊。攻める側と守る側に別れてワイワイ言いながら城歩きをしたいですね。2024/06/15
シフォン
24
読友さんのレビューから手にしてみた本。最近、お城巡りが楽しいと感じるようになってきた。といっても、天守などの建物と石垣を見ているだけで山城散策という感じではないけれど。歴史にも疎く、関東の戦国?土の城って?先日訪れた小田原城も北条氏の後は知らず・・・でも、この本では、縄張図、写真、コメントにより、お城の地形、敵からどのように城を守ろうしていたのかを理解することができるようになっている。最近は、駅から近くて整備されているところもあるので、ハイキングを兼ねて訪れてみようかな。2024/07/15
フク
12
#読了 山城の楽しみ方といった感じ。お二人と一緒に山城歩きをしている気分になれる。 最寄りの交通機関まで記載されており行軍しやすい。 とりあえず江戸城と品川台場は機を見て攻めたい。 図書館2023/12/26
スプリント
7
最強の山城を論じるというよりは 城歩きのガイドのような構成。 自然に還ってしまった遺構の復元や紹介もありなかなか凝っている作りです。2023/11/04
Asakura Arata
6
先生、師匠のコンビでの山城巡り。とても楽しそうなので、是非自分も行きたくなった。すでに登城しているところもあるがもう一回行きたくなった。2024/11/20