地球文明の寿命 - 人類はいつまで「発展」を享受できるか

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地球文明の寿命 - 人類はいつまで「発展」を享受できるか

  • 著者名:松井孝典/安田喜憲
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2024/12発売)
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  • ISBN:9784569615448

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内容説明

21世紀、文明の課題は「環境問題」である。自然を破壊し地球資源を浪費して繁栄する現代文明は、エネルギー収支から換算すると、百年持たないという。本書では、人類文明誕生以来の「自然と人間の関わり方」を読み解き、そこから人間が生き残るための文明のあり方を考える。著者は文明を、エネルギー活用の違いから「フロー依存型とストック依存型」に分類する。フローとは太陽光や風や水などで、ストックとは石油や鉄鉱石など埋物資源である。古代文明のうち、フローに依存したエジプト文明、縄文文明は長寿だったが、ストックに頼り自然を積極的に加工したメソポタミア文明は急速に滅んでいく。そして現代文明はストックに頼りすぎ、発展を得るために大規模な自然破壊を繰り返している。地球史始まって以来の凄い状況である。人類存続への最後の手段として「生き方の思想」を大転換させ、フロー依存型文明に変わる事を解く、警世の対論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Hisashi Tokunaga

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10数年前に衝撃受けました。この議論ってありだと思った。つまり、人権・民主主義・市場主義と言った考え方は人間の欲望の無限の拡大を前提にした、人間中心主義の最たるものだとの指摘。地球システムからひとまず考えるべしとの著者のメッセージと受け止めたがどうだろう?(2013・3記)

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