シリーズ生命倫理学9 精神科医療

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シリーズ生命倫理学9 精神科医療

  • ISBN:9784621084861

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内容説明

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精神医学分野が伝統的に倫理問題への関心が薄かったといわれる理由、また精神医学の濫用の実例として、ナチス・ドイツや旧ソビエト連邦の歴史とともに、現代の精神科医療が直面する多様な倫理的課題などを取り上げ、日本の一般精神科医療の現状を、臨床と研究におけるインフォームド・コンセントと守秘義務、強制治療と人権、最新の神経科学を応用した治療の可能性と限界といった多方面から提示し、専門家への実践的指針ばかりでなく一般読者にも資する内容を目指した。さまざまな論者の観点から今後の精神科医療の在り方を提示する。

目次

第1章 精神科治療法の歴史と倫理―精神医学の濫用
第2章 精神科医療の法規制と倫理
第3章 精神医学における研究倫理
第4章 精神医療と守秘義務の問題
第5章 ロボトミー・精神外科・ニューロエシックス
第6章 薬物療法と電気けいれん療法
第7章 地域精神医療をめぐる倫理的な問題とはなにか
第8章 心理療法
第9章 司法精神医学と倫理―鑑定・治療・研究
第10章 性と精神科医療の倫理的側面
第11章 認知症
第12章 自殺と精神疾患
第13章 嗜癖と依存
索引

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