いまを生きるための倫理学

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いまを生きるための倫理学

  • 著者名:盛永審一郎【編】/松島哲久【編】/小出泰士【編】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621304419

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内容説明

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現代社会ほど倫理やモラルが問われている時代はない。そのような状況において、現代人の心の中には今までの生き方やモラルを問い直そうとする気運も生まれてきている。本書は、生命、環境、教育から、家族に至るまで、生きるうえで見過ごすことのできないトピックを論題に立て,「倫理学」の知見をもとに平易に解説する.各テーマに精通する専門家が判断基準を提供する,1テーマ見開き完結の教養テキスト.

目次

1.生命と医療を問う
2.環境と科学技術を問う
3.企業と経営、情報とマスコミ映像を問う
4.教育とスポーツ、平和と国際関係を問う
5.公共性政策、社会福祉を問う
6.生と死、宗教を問う
7.性と結婚、家族を問う

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

27
目次をみて、興味深い質問の答えを本文で確認していく読み方でいいだろう。人間の死とはなにか(22頁)。event かprocessか。ハンス・ヨナスの「未来倫理」。子孫に代わって今の行為の結果から未来を守る今の倫理学(68頁)。ポピュリズムは、ラテン語で人民を意味するポプルスを語源とする、大衆迎合主義(134頁)。ジェンダー教育は、不公正社会に対する怒り(157頁)。割り込み運転とかも不公正。ルサンチマンは暴発し、憎しみの感情に支配され、相手を執拗に攻撃する(159頁)。2021/04/15

テツ

6
自らの規範となっているもの。ぼくたちが生きる社会において守るべきものとされ、尊ぶべきものとされているもの。そうしたものに対する、そこから生じる「なぜ?」を問い続けることは、大袈裟かもしれないけれど、人生を満たしてくれる。理由も解らずに諾々と従っているときもちわるいだろ。「なんでこれが善いとされているんだろう」という問いを幼い頃に立てた覚えはみんなあるだろう。それを止めてしまってから様々なものがきもちわるくないか?ロジカルに善さを追い求めるという行為はそのきもちわるさを消し去ってくれる。2023/08/21

まいまい

4
何年か前に読んだ本。日常の疑問やモヤモヤするテーマに対して、倫理学の観点から解説していて面白かった!簡潔にまとめられているので初心者でも読みやすいし、学問は社会の課題をこうやって捉えて解決しようとするんだなあと勉強になった。 シリーズもののようなので、続刊もぜひ読みたい!2023/01/31

Go Extreme

2
人間の尊厳と倫理的価値の尊重 自己決定権の重要性 科学技術のリスク管理 企業の道徳的責任 医療倫理と安楽死ー自己決定と医療従事者 死の定義と脳死問題 生物多様性と遺伝子組み換え技術 プライバシーと個人の尊厳 平等と公正な医療アクセス 環境倫理と持続可能性 自己決定と社会的制約 死生観と存在の意味 ジェンダー平等 道徳的行為の基準ー最大多数の幸福原則​ 医療技術進歩と倫理的制限 社会的弱者の保護 倫理的多様性の尊重 科学的エビデンスの限界 民主主義とポピュリズム 人間の手段化の危険性 教育と倫理の関係 2025/01/09

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