ルーヴル・美と権力の物語

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ルーヴル・美と権力の物語

  • 著者名:小島英記【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621051115

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内容説明

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フィリップ・オーギュストからミッテラン大統領まで、数多くの権力者の八百年にわたるドラマの舞台であったルーヴル。そこには、王はもとより芸術家たちの野心とロマン、愛と憎しみ、生と死の複雑に絡み合う人間悲喜劇が繰り広げられてきた。また文化国家の模範といわれるフランスの背骨を形成したのもルーヴルであった。本書は、ルーヴルを狂言回しにして、フランスの権力と文化のあり方を追求したものである。こうした背景を知れば、美術品に対する見方も一変するに違いない。

目次

1 ナチスの手逃れた名画四千点
2 大統領の野望
3 王たちの情熱
4 ルネサンスの時代
5 グラン・ダックス序曲
6 アンリ四世の大計画
7 絶対君主のルーヴル
8 太陽王の時代
9 野蛮から洗練へ
10 大革命とルーヴル
11 世界の美術館の誕生
あとがき
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

2
★3.2/ルーヴル美術館は様々な歴史の上に成立していると理解できた。本書は「美」と「権力」のうち「権力」部分の描写が多かったため、世界史に明るくない私にとって勉強になった。中でも、浪費王と言われるルイ15世の年間の”小遣い”は270万リーヴル(数百億円)で毎週毎日遊び呆けていたことに驚いた。決して国中が裕福だったと言えなかったものの、王家の血筋に生まれただけで国民の税金を蕩尽する考え方は恐ろしい。また、近年略奪した美術品返還お是非が議論されているが、一度許すと「解決不能な状態」にならざるを得ないと思う。2023/07/02

rbyawa

2
ルーヴルというとそのまま即ルーヴル美術館の名前が出てくるのではないかと思うけれども、かつてパリに王都(行政機能は事実上パリにあったけどね)があった頃、王宮だったのがこのルーヴルの地で、大雑把に王族のお抱えのような立場の有象無象の人間たちが棲み付き、なんの権力の掣肘も受けなかった、ともなると少しイメージが違うw フランス王族に関する話やこの地がどうやって整備され、美術館へと変貌を遂げたのか、というところもなかなか。個人的にはフランスの歴史入門書かなぁ、と思っている、思ったよりもずっと曖昧で魅力的だったw2010/09/10

DIMENSIONSEC

1
歴史に疎い私にとっては理解困難(汗

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