模倣の社会学

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模倣の社会学

  • 著者名:横山滋【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621050088

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内容説明

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新聞やテレビを通して日々報道される様々の犯罪とその社会的な影響、有名人の自殺とそれがひき起こす若者への伝染、ブランド商品の偽造や偽金等、現代は、否、人間の歴史は模倣に満ちている。歴史自身も、また、文化や科学も実は複雑な模倣の積み重ねによって連綿と続いていると言えるのではないだろうか。こういった事を既に19世紀末に見ぬいていた、忘れられた社会学者ガブリエル・タルドの思想とその後の社会状況を中心に「模倣」の本質に迫る。

目次

第1章 模倣とは何か
第2章 模倣から見た現代
第3章 模倣の種類と模倣の辞典
第4章 発明と模倣のメカニズム
第5章 社会の変化と模倣の重要性
第6章 模倣説はなぜ消えたのか
第7章 人間観の転換
第8章 現代の諸問題への応用

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

0
ガブリエル・タルドの「模倣の法則」を主に扱っている本で、ちょっと珍しいと思った。著者の横山さんはNHK研究所の主任研究員らしい。これもちょっと異色?タルドを踏まえつつ、90年代の日本社会について語るところもあり、独自の視点をもっている。その部分もいまとは陸続きで、参考になる。ただ首尾一貫してないので理解に苦しんだり。この著者は個人主義を批判しているんだけど、タルドの創造的な仕事は個人でないと出来ない、という言葉も同じく引いて、ご満悦のご様子w うーん。ただ模倣という言葉とタルドの入門にはなると思う。2011/05/10

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