カミオカンデとニュートリノ

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カミオカンデとニュートリノ

  • 著者名:鈴木厚人【監修】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621300497

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内容説明

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存在自体は確認されていたものの、「謎の粒子」や「幽霊粒子」と呼ばれていたニュートリノ。他の素粒子と比較すると、きわめて反応力が弱く、その正体は、なかなか捉えることができませんでした。1世紀に一度遭遇するかどうかという陽子崩壊の探索を主目的に建設されたカミオカンデは、そのニュートリノの性質の解明に向け潮流を築きました。従来の素粒子実験装置には無い大容量の3000トン水チェレンコフ検出器が大きな利点を生み、ニュートリノの検出に成功しました。さらに、ニュートリノ反応とよく似た現象を引き起こす検出器内の自然放射物質を除去する方法を開発し、観測の精度を高めました。本書は、カミオカンデの始まりから、現在の最前線までのニュートリノ研究について、研究者たちが何を追い求めて実験を進めたのか、どのように新しい発見を成し遂げてきたのかを紹介しています。ニュートリノ研究の生の声を書き留めており、発見現場の興奮が、読者の方々にも伝わることでしょう。

目次

1章 カミオカンデ:ニュートリノ探究の原点
2章 陽子崩壊を探す
3章 消えた太陽ニュートリノの謎を追う
4章 超新星爆発ニュートリノの初検出:ニュートリノ天文学の創始
5章 大気ニュートリノもおかしい
6章 スーパーカミオカンデの待望とニュートリノ質量の発見
7章 ニュートリノ質量の発見:加速器からのニュートリノを使うK2K/T2K
8章 反ニュートリノ質量の発見:原子炉からのニュートリノを使うカムランド
9章 これからのニュートリノ探究

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

toshi

11
梶田隆章氏を含め、カミオカンデでニュートリノの研究をしている10人の科学者たちによる解説本。 専門家が書いてるだけあって、前回読んだ朝日新書のものよりずっと分かりやすい。ただ高度な内容になるとちょっと付いていけない。分かりやすさから言えば、イラストを豊富に使って、用語の説明も丁寧なニュートンだけど、ニュートンには載っていない内容が盛りだくさん。 素粒子物理学の最新のトピックに触れられる。2016/07/25

黒豆

5
カミオカンデでの観測をキーに、ニュートリノ研究最前線が体系立てて、一部数式を交えわかりやすく説明されている。研究の経過状況今後を理解するのにオススメ。ちょうど1年前に見学したスーパーカミオカンデとカムランドを思い出した。簡単には理解出来ないが、一歩づつ理解していきたい。新しく知った内容の例=超新星爆発で放出されるエネルギーの99%はニュートリノ、光は0.01%2016/07/20

takao

1
ふむ2021/02/24

えいごろう

1
数学やら物理やらたくさん出てきて、数式に至ってはさっぱりわからなかった。でも、宇宙の謎に迫る最新の技術の高さを感じることはできたかな。読み進めながら、ほんの少し宇宙の謎に迫れた気がする。2021/01/31

RuiRui

0
一部数式やパラメータ図もあってほどよくおもしろい。2016/12/02

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