内容説明
自らの過ちがきっかけで妻の死に目にも会えず、一人娘とも疎遠になった経済新聞記者。職を辞した男は介護職を得て知り合った車椅子の元外務省官僚から、アフリカでの砂金の買い付けと輸入を依頼される。偽物の砂金、賄賂社会、真夜中の大草原での野宿――。数々の困難に打ち勝ち、男は砂金を手にすることができるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
150
面識のあるウガンダ大使が、推薦文を帯に書いていたので、読みました。小林 慧、初読です。しかしウガンダ、コンゴと言ったアフリカの発展途上国が相手とは言え、主人公は騙され過ぎです(笑)最後も取ってつけたようなハッピーエンドでした。 https://www.futabasha.co.jp/book/97845752478480000000?type=2 2025/01/05
いなばさくら
21
長編トレジャーハンティング系ノンフィクション?どちらかの読友さんのレビューを気にして読みたい本登録をしてたんやと思うけど、いや微妙な一冊…最初は若い作家さんで書きなれてないのかなと思ったんですが、実は結構な高齢作家さん。どちらにせよわたしにとってのリーダビリティはかなり低め。科白ばっかりの構成なのに誰の科白か分かりにくいし、そもそも何を言いたいのかが理解しにくかったです。最後の親子物語っぽいのは予想通りやし、まあ他の作品があっても読まないですね。2025/06/07
田中峰和
7
作者の略歴で新聞社出身と書かれていたが、上司を殴り退職とある。本書でも主人公が同じことをしているのは、自伝的要素があるのか。アフリカで砂金ビジネスに手を染め、詐欺にあってしまう。新聞社を辞めて介護の仕事に従事したところ、そこで元外務省官僚と出会い砂金ビジネスの道に進む。早すぎる妻との死別、娘から見放された彼を救ったのは介護の仕事だった。途上国は詐欺だらけという偏見が気になるが、通訳をつけなければ交渉もできない男がしてはいけない仕事。現地のための井戸掘りから砂金を入手。因果応報でめでたしめでたし。2025/08/11
ありん
5
妻を亡くした関は新聞記者を辞め、介護士として元官僚の渡辺の世話をしていた。信用された関は渡辺の秘書兼ビジネスパートナーとして、アフリカでの砂金事業を始めようとするが、言葉を操れないため、アフリカの人達にいいように騙され、お金を巻き上げられ、資金も底をつく。しかし事業をする中、人脈が広がり信用もされてきた。アフリカの貧しい地域の為に動き、妻の死後、疎遠になっていた娘にも関の仕事振りを見直され、娘との関係も修復され、妻の墓前にいい報告が、出来た。 それにしても、官僚って、すごい資金があるもんだ!2025/02/24
ぱぴゅ~~ん
3
素材はよかったのですが、、、。2025/01/21
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