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内容説明
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成り上がり上等!蔦屋重三郎が吉原で成し遂げた下剋上。
江戸時代の出版社にて数々のヒット作を生み出してきた蔦屋重三郎の成功作法をまとめた本。江戸っ子の気質には、「粋」や「野暮」、「意地」、「洒落」、「笑い」、世間の理不尽を笑う「穿ち」などがあった。そんな江戸で蔦屋重三郎はどのようにしてヒットメーカーとなったのか。蔦屋重三郎が仕掛けた作家たちと作品を追い、江戸時代の大衆エンタメや世渡り術を学ぶ。
1章:江戸っ子とは
2章:粋の作法
3章:野暮の作法
4章:意地と張りの作法
5章:洒落の作法
6章:伊達の作法
7章:穿ちの作法
8章:笑いの作法
【著者】
櫻庭由紀子
執筆、創作を行う文筆家・戯作者。伝統芸能、歴史(江戸・幕末明治)、日本文化の記事執筆の他、ドキュメンタリーライター、インタビューライターとして活動。著書に『落語速記はいかに文学を変えたか』(淡交社)、『浮世絵と芸能で読む江戸の経済』(笠間書院)など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
179
大河ドラマがべらぼうに楽しめるようになる一冊。横浜流星と仲間たちの通 ·粋·洒落が学べます。田沼意次から松平定信へと変遷する政治体制に常に抗う男伊達が魅力的。写楽の存在と謎もその戦法として紹介されています。太田南畝·滝沢馬琴らが残した評価も面白い。2025/07/06
ひらちゃん
40
大河ドラマ「べらぼう」からもっと蔦重のことが知りたくなって。粋で鯔背でちゃきちゃきとした江戸っ子が好き。天下のお武家様たちも、町人も吉原者も。皆、理不尽な政に不満があっても大っぴらには文句も言えない。そんな中、書で穿ったり絵で揶揄ったり、なんとも痛快だ。時代背景も見えてきて、なんだか今の世の中に似たものを感じてしまう。今読んでも面白そうなものばかり。ますます大河ドラマが楽しみになった。2025/07/18
ほんメモ(S.U.)
10
蔦屋重三郎関連本は何冊か読んだので、今までに読んだ本と重複する内容だったらつまらないかもなと思いましたが、大丈夫でした。こちらは蔦重が活躍した時代のカルチャーの空気感を、令和の世の読者にわかりやすく解説してくれる本。粋とは何か、いなせとは何か(元々は格好いい髪型の事らしい)、野暮とは何かなど、なかなか言語化しての解説が難しそうなワードについて、時にわかりやすく、時に不思議な例えで説明してくれています。時系列じゃないので、蔦重の人生については重複があるのが難点でしたが、テーマごとの章立てなので仕方ないかな。2025/08/31
chocoうさぎ
1
今流行りの蔦屋重三郎もの。江戸時代の流行などの例えが今どきの言葉や事象になっていて分かりやすい。同じ話が重複して紹介されてるのが鬱陶しい。読みやすいので江戸時代初心者や普段時代劇を見ない層や時代小説を読まない層には良いかも。蔦重が抱えていたクリエイターたちもバラエティーに富んでいて面白い。時代の変わり目なのか、初めのうちは武家の文筆家たちが活躍するが、時代と共に町民出身に移り変わっていく様が、当時の時代背景が説明されると理解しやすく、その点は良かった。2025/06/27
すみ
0
つまらない。著者の主観が入りすぎていて、粋とは、江戸っ子とは、鯔背とは、野暮とは…みたいな話が続く。これを語りたいならなにも蔦重を主軸にしなくてもよかったのでは?明らかに大河の波に乗って出しましたっていう本。内容もパトロンとかインスタグラマーとか、今で言うところの…みたいな話になるとカタカナがでてきて。イメージしやすいっちゃしやすいけど、作品の概要も含めて軽いノリの文章ばかり。流し読み。2025/12/14




