狂気の気づかい―伝説の落語家・立川談志に最も怒られた弟子が教わった大切なこと

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

狂気の気づかい―伝説の落語家・立川談志に最も怒られた弟子が教わった大切なこと

  • 著者名:立川談慶【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 東洋経済新報社(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492047866

ファイル: /

内容説明

【警告!】
本書には過激な「罵倒の言葉」が含まれます。
罵倒された本人である筆者が
”最終的には”感謝している事実に鑑み、
SNSなどで炎上させるのはご遠慮ください。


【「そこまでやる」から、突き抜ける。】
伝説の落語家・立川談志に「最も怒られた弟子」が
1万回叱られて気づいた「日本人が忘れた美徳」
・「挨拶をメロディで言うな、馬鹿野郎!」
・一線を引きつつ、懐に飛び込む
・深夜2時「今から来てくれねえか、無理にとは言わねえ」


【著者からのメッセージ】
いまだったら絶対に許されない「○○ハラ」のオンパレード。
私自身、慶應義塾大学を出て東証一部上場企業のサラリーマンを3年ほど勤めた後に
弟子入りしたものですから、この「異常さ」には心底、戸惑ったものでした。

でも。

いまから思い返すと、弟子たちの「気づかい」の中には、
私たち日本人が忘れてしまった、何か大切なものがあったように思うのです。

人間関係が希薄化し、会社の隣の席の人ともチャットで話す現代。
そんな時代において、あの厳格で濃密な「人間関係」のあり方は、
いまはもう決して観察することのできない、ある種の「遺産」なのではないか。
もしもそうなら、談志への「狂気の気づかい」の記録を書き残しておくのも
悪くないのかもしれない。

そんな思いから、本書を執筆することにしました。


【本書の構成】
たった1人に殉じた、9年半の「気づかい」の記録
第1章 存在だけは許される「最低限の気づかい」
第2章 師匠を不快にさせない「平均点の気づかい」
第3章 評価を獲得する「合格点の気づかい」
第4章 芸人世界の「優しい気づかい」
エピローグ 立川談志の「狂気の気づかい」

目次

第1章 存在だけは許される「最低限の気づかい」
第2章 師匠を不快にさせない「平均点の気づかい」
第3章 評価を獲得する「合格点の気づかい」
第4章 芸人世界の「優しい気づかい」
エピローグ 立川談志の「狂気の気づかい」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソニックゆうすけ

2
まず、著者が談志さんに惚れ込み過ぎている為、立川談志さんに凄く興味を持った。そして、読んだ人なら誰でも思うだろうけど、捉え方によっては強烈なパワハラのように感じる。狂気のエピソードの数々に関しては本を読んでもらうとして、これを役立てるというのは、あまりにも実社会と乖離し過ぎていて活かしにくいと思う。本の内容はタイトルそのものではなく、立川談志さんについての本だと感じました。2025/07/23

ざび

1
やはり努力なしには立川流で、昇進はないのね。 筆者の努力が身を結ぶ段はこちらも緊張して読んでいました。 二人の奥様も素敵です。2025/04/15

Go Extreme

1
落語家としての経験ー師匠との関係や気づかいの重要性 落語家の成長ー師匠への気づかいが不可欠・弟子が持つべき重要な資質 かつての日本人が持っていた惚れた対象への気遣い 師匠からの小言や指導ー修業の一環であり・適切な謝罪を通じて良好な関係構築 謝罪・場面に応じた言葉の選択が重要 落語界・師匠や先輩への不快感を和らげるため迅速な謝罪が基本 謝罪を繰り返すこと→師匠の機嫌を回復→次のアドバイスを得る 失敗を恐れず・怒りを招かない行動を取る=前座としての基本姿勢 失敗から学ぶ経験→弟子の成長2025/02/01

Kazuo Ebihara

1
タイトルがいい。 表紙カバーのデザインも秀逸。 読む気にさせる。 立川談慶の27冊目は、 立川談志のもと、9年にわたる前座時代の過酷な修業生活を振り返ったもの。 以前に書かれたエピソードに加え、 新たに発掘したエピソードも多い。 いづれも、談志師匠の言葉に対する 談慶師の解釈が深みを増している。 良い落語家は、同じ落語を演じても、 日々工夫し、進化させるように。 不覚にも、本書の2箇所で涙を流してしまった。 談志愛に溢れた本。 最新作は、人情噺のような最高傑作だった。2024/12/18

たけくま だいすけ

0
談志にはなれない。 談志の弟子にはなれる気がする。 無理か。 なりたくもないか。 2025/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22251719
  • ご注意事項

最近チェックした商品