社会学事典

著者名：日本社会学会社会学事典刊行委員会【編】

丸善出版（2024/12発売）

• ISBN：9784621082546

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

厳選されたキーワードを配列し、それを見開き2ページで解説する「中項目辞典」として構成されているのが本事典の大きな特長の一つです。キーワードの選択には、家族・教育・地域社会・労働・階層・格差・国家・権力というこれまでの社会学が取り扱ってきたテーマに加え、ジェンダーとセクシュアリティ、スポーツ、観光、歴史と記憶の社会学、環境と技術などの新しい動向にも十分配慮しています。

目次

第Ⅰ部　社会学の見方――基礎と理論
第 II 部　社会学の使い方――応用と実践

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆうき]

日本の社会学を網羅した読む辞典

2014/07/23

[壱萬参仟縁]

普通は図書館の「禁帯出」ラベルが貼ってあって借りだせない類の本だが、ラッキーなことに借りだせる本だったので借りた。従属と発展の開発社会学、ブルデューのハビトゥス、パットナムの社会関係資本、フリーター・ニートの問題、格差論・不平等論、観光とグローバリゼーション、農業政策、集落調査などの多彩なテーマで各ページが、2ページ完結で書かれている。評者はこうしたテーマを総合してグローカル研究が成り立つと考えているが、このグローカルの解説はこうしたテーマが輻輳して醸成される概念だと思うので、新たにグローカル解説を注文。

2012/11/16