内容説明
どの診療科でも必ず出会うCKD併存患者さん,きちんと診療できていますか?検査・薬剤投与・外来での管理・腎代替療法からACPや災害時・僻地での考え方までを,様々な現場・幅広い専門家の視点から学べる一冊.
目次
【目次】
第1章 腎機能の悪い患者を診るときに知っておきたいこと
1.腎機能が悪化している患者をみたらはじめに何を評価するのか? Primer on patients with renal dysfunction
2.CKDのnatural courseと新しいエンドポイントeGFR slope ~ADPKDも含めて
他
第2章 腎機能の悪い患者に薬を使うときに知っておきたいこと
1.腎機能の悪い患者の肺炎,腎盂腎炎,蜂窩織炎.抗菌薬の投与量はどう決める?
2.CKD患者にバンコマイシン投与,いつどうやってモニタリングする? AKIが起きたらどうする?
他
第3章 CKD患者を救急外来で診るときに知っておきたいこと
1.CKD患者のうっ血性心不全管理のコツ 循環器内科の立場から
2.CKD患者のうっ血性心不全 腎臓内科の立場から
他
第4章 CKD患者を定期外来で診るときに知っておきたいこと
1.君たちはCKD患者をどう診ていくか?
2.CKD患者の貧血管理 すべて腎性貧血でOK? 腎性貧血の治療のしかたは?
他
第5章 CKD患者の電解質異常を診るときに知っておきたいこと
1.CKD患者の低ナトリウム血症
2.CKD患者の高カリウム血症
他
第6章 末期腎不全の患者を診るときに知っておきたいこと
1.腎代替療法についていつ話すのか,いつ導入するのか?
2.シャントのある患者,注意すべきことは? ~この音って正常? シャントのところが赤いけど大丈夫?
他
第7章 エビデンスで解決できること,エビデンスで解決できないこと
1.How to read CPG CKDガイドラインでわかること・わからないこと
2.CKD患者における災害時の留意点
他
索引
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