内容説明
3つの大陸の交差点、3つの一神教の発祥地、数々の緊張と紛争の淵源――。
中東は世界の中心である。ローマ帝国の東西分割から米国支配の終焉まで、1600年余のその興亡を、西側中心史観を脱却し、宗教の枠を超えて描く。
本邦初登場の現代中東史の第一人者が、パリ政治学院修士課程の講義を20の地図と10の年表とともに再現する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紙狸
22
2024年刊行。21年刊の仏語原著の著者は、仏外務省で中東政策を担当した後、パリ政治学院教授に。大部の中東通史。「中東の体制と社会に内在する力学」を重視するのが基本姿勢。ハンチントンの「文明の衝突」という歴史観は「幻」だと批判している。もっぱらアラブ世界のイスラムを対象にするのではなく、東ローマ帝国、ペルシャの動向にも目配りする。ナポレオンの衝撃を受けてうまれたアラブ版の啓蒙思想「ナフダ」(再生を意味)を重視する。2025/08/09
スプリント
5
イスラム教は学派や教義が多数存在し権力者もスルタンやカリフ、イマームなど数多く存在するので常に抗争が絶えない歴史を繰り返していることがわかった。 シリアのアサド政権が先日崩壊したことも感慨深い。2024/12/15
Go Extreme
1
歴史的背景: ビザンツ帝国 ササン朝ペルシア イスラム帝国 カリフ制 オスマン帝国 サファビー朝 政治と統治: スルタン制度 アッバース朝 ウマイヤ朝 植民地支配 冷戦 イスラエル・アラブ紛争 宗教と社会: キリスト教 イスラム教 ゾロアスター教 シーア派 スンニ派 宗教政策 経済と貿易: 交易路 経済発展 植民地経済 石油資源 産業革命 商業活動 戦争と侵略: 十字軍 モンゴル侵攻 中東戦争 湾岸戦争 テロリズム 民族自決運動 文化と学問: 翻訳運動 科学発展 哲学 文学 建築 芸術2025/03/03




