内容説明
「俺は一度もお前を妹などと思ったことはない」
義兄に見捨てられ、 無実の罪で処刑された公爵令嬢オルタンシア。
だが気付くと、公爵家に引き取られた日まで時間が戻っていた!
《ジェラールは確かに、あなたのことを愛していたのです。……その愛によって、世界を壊してしまうほどに》
女神によると、オルタンシアの死をきっかけに義兄が魔王となり混沌の時代に突入してしまったため、時間を巻き戻したという。
生き残るため冷酷な義兄と仲良くなろうと頑張るオルタンシア。
でも、冷たかった兄から過保護に愛されているのですが!?
ツンデレなお兄様と妹の、死に戻り溺愛ファンタジー開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サキイカスルメ
13
冤罪で処刑されてしまった公爵令嬢オルタンシア、なぜか幼少期に戻っていた彼女が、死を避けるために義兄と仲よくなろうと奮闘するファンタジー。面白かった!!主人公でヒロインのオルタンシアが、とっても好き!彼女自身は何の力も持っていなく特別強かったりするわけではないからこそ、失敗から学んで頑張るところがよかった。怖くしか見えなかった義兄が、経験や自分の気持ちの変化で違う印象になっていく描き方好きでしたね。義兄がオルタンシアへ向けている気持ちは、今のところ不思議な生物→可愛い妹という家族愛な印象でした。2024/11/28