角川文庫<br> 玄冥宮の屍王

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角川文庫
玄冥宮の屍王

  • ISBN:9784041154953

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内容説明

皇城の奥深く、密やかに佇む玄冥宮。
そこには強大な力を持ち、堕ちた神獣の欠片を狩る「屍王(しおう)」がいる。
世の平安を守る「鬼方士」の青年、潤冬惺(じゅんとうせい)は、屍王を助けよという皇帝の勅命を受け、現屍王・白玲(はくれい)を訪ねる。
初めて見た白玲は可憐な美青年で、冬惺は驚く。
しかし直後に、助けはいらぬと手酷く拒絶されてしまう。
実は白玲には一人で戦わねばならない理由があった。
そうとは知らぬ冬惺は……。
運命の二人が出会って幕を開ける、劇的中華ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナンシー

5
まっすぐな空気感の方々が繰り広げる胸熱ストーリー、ジャンルは「ブロマンス」らしいのですが、細やかなカワイイが散りばめられて愉快です。器用さも強さなんだな…2024/12/22

旅猫

4
設定が面白いのと、描写が細やかなのが気に入った。続編があれば読みたい。2025/01/01

筒井透子

3
使命を全うするためだけに生まれた屍王は、父親がつけた従者を拒否し続ける。一年前の惨劇を悔やみ、誰も自分のせいで死んでほしくないから。従者の冬惺も同じ痛みを抱えて生きていた。そんな2人が互いを許し許されながらバディになっていく・・。胸熱でした!屍王のツンデレぶりと冬惺の健気さがツボで胸キュン。こういうの読まないおばちゃんの私でも面白かった!ブロマンスというらしい。ミステリ要素あり戦いありのザ・エンタメで、中華風で複雑な世界観もすっきり読めて没頭できました。侍女のわちゃわちゃキャラもかわいい。続きを期待!2024/12/20

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