マッチングアプリ依存症

著者名：香山リカ【著】

内外出版社（2024/11発売）

• ISBN：9784862577108

内容説明

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【内容】
男女の出会いのきっかけとして、マッチングアプリを選ぶ人が増えてきました。10年前には無かった画期的なサービスである一方、本来の目的を見失って依存症となってしまう人も多くいます。本書では、そんなマッチングアプリについて様々な角度から考察し、どのように使用していけばいいのかについてまとめました。「恋人は欲しいけれど、本当にこのアプリを使用していいの？」と悩んでいる人から、「気づけば５年もマッチングアプリに課金しているけれど未だ理想の相手に出会えていない！」という人まで、様々な方に読んでいただきたいです。

第１章：今、結婚相手との出会い方が大きく変化している！
第２章：なぜ、マッチングアプリにハマるのか？
第３章：誰でも陥る　マッチングアプリに潜む闇
第４章：利用者の声を赤裸々に！　マッチングアプリ・ユーザーインタビュー
第５章：マッチングアプリで恋愛迷子にならないために
第６章：使い方を間違えなければ大丈夫！　マッチングアプリとの上手な付き合い方

【著者】
香山リカ 1960 年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒業。卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。精神医学のほか幅広いジャンルで執筆活動を行い、多数の著書がある。2022年4 月からむかわ町国民健康保険穂別診療所副所長となり、総合診療医としてへき地医療に携わる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[しげ]

マッチングアプリをやるにしても、見つけたい相手が結婚相手なのか、恋人なのか、気軽に遊びに行ける友だちなのか、一夜限りのパートナーなのか、それによって最善策も違ってくるはず。自分は何を求めているのか、何を目的にやっているのかを明確にして、策を考えることが肝だと感じました。マッチングアプリに限らず、人生のさまざまなことに関してもそうかも。

2025/02/21

[トト]

男女の出会いは時代と共に変化。親が決めた相手と、お見合いで、友達の紹介、合コン、ナンパ、出会い系、そしてマッチングアプリ。選択の幅が広がっていくことは良いことではあるが、広すぎて選ぶのが難しくなっている面もありそう。どんな技術も、ツールも、人も、使い方次第。マッチングアプリの使用方法を指南してくれていますが、そう簡単にはいかない気もします。そのうちAIが全て決めてくれるようになるので、自己責任時代からAI責任時代に移行すると、気持ちは楽になるかも。幸せかどうかは別ですが。

2024/12/13

[🍭]

141（普通心理学）図書館本。社内外出版社2024年12月1日発行。香山リカって今は何を扱ってるんだろうという好奇心から。マッチングアプリユーザーの心理から傾向と対策を述べたライト心理学エッセイ（？）。どっちかというと心理学というよりも分類は性倫理（152）のほうがしっくりくる。マッチングアプリの登場で変わる恋愛観・結婚観・交際観の話、1時間ちょっとで読める内容なので得るものも少なし。

2025/06/13

[luckyair]

何も知らないところから見ると新鮮？でも結局は昔からの営みを繰り返しているだけっぽい。使い方で効果的なのはこの辺かな？▶1人反省会をして振り返ることです。できるだけ自分自身を他人として眺め、足りなかったところ、改善すべきところを考える。自分の監督やコーチになったつもりで。マッチングアプリは出会いの場でありながら、恋愛だけではなく人間関係やコミュニケーションのスキルを磨けるツールととらえて活用してみるのもいいかもしれません。ときには、背伸びしてみることも、自分を成長させていく上で大切なことだと思います。★★★

2025/04/21

[akira]

今やマッチングアプリで出会い・付き合い・結婚に至る人も多い時代。誰もが一度は使う？と言っても過言ではない今だからこそ、向き合い方を考える上で参考になる本だと思います。 出会いがいつの間にか麻痺して、ただのルーティーンみたいになってしまう前に読んでもらいたいですね。

2024/12/02