内容説明
「こんにちは。僕は死神です」
高校2年生の青柳康介の前に現れたのは、サチヤと名乗る死神だった。死神界の制度が変わり、対象者の大切な人にだけ告知することになったと言われる。また、自分が死ぬか、変わりの命を差し出せば、その大切な人は救えるともサチヤに教えられる。別れる予定だった彼女の未波が今日から数えて13日後に死ぬことを知った康介は、同情して付き合い続けることに。未波の願いをかなえる13日間を満喫する内に、自分にとっていかに大切な存在だったかを再認識していく。今まで知らなかった未波の過去や優しさに気づいた康介は、自分の命と引き換えに未波を救おうとするが……。お互いの大切さに気づいていく中で、全てがすれ違っていく切なすぎる純愛青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
15
高校生の青柳康介は、突然現れた死神から、康介と付き合っている未波が13日後に死んでしまうと告げられる。 未波に別れを告げようとしていた康介だったが、残りの期間を彼女と過ごすうちに、未波に対する恋愛感情に気づいて──。 最初はモヤモヤするような言動の多かった康介の、作品を通して成長していく姿に心が揺さぶられます。 そして終盤、最愛の人のために選んだ行動に、思わず涙がこぼれました。2025/01/03
みかん屋
6
感情移入出来ませんでした 悪くないけど汚れたオッサンは泣くことが出来ませんでした2025/06/26
ぐうたらな本好き
2
余命モノかと思ったら笑ゥせぇるすまん並に意地悪なお話でした。喪黒さんは人の悪意やら弱さにつけ込むけど、今回の場合善意や人を想う気持ちを弄んでいるので、なかなかどうしてひどい。そのやりきれない切なさが本作の魅力といえば魅力ですが、森田碧先生の作品の中ではあまり刺さりませんでした。2025/06/28
booklife1998
1
主人公の心の成長が進むのと同時に切なさが増していく。 ハッピーエンドではないし、結局この結末かよ!って感じもあるけど、高校生のピュアな気持ちが表現されている作品だと思う。2025/03/22
太郎
0
★★★☆☆2024/12/09
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