地域デザイン学会叢書 9<br> 地域価値発現モデル - ZTCAデザインモデルの進化方向

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地域デザイン学会叢書 9
地域価値発現モデル - ZTCAデザインモデルの進化方向

  • ISBN:9784762031908

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内容説明

地域デザイン学会の設立後10年を捉えた研究の成果をまとめた。
地域デザイン学会の唯一の公式モデルである、ZTCAデザインモデルを整理して紹介する。

ZTCAデザインモデルはゾーンが起点のモデルであるが、トポス(topos)、コンステレーション(constellation)、
アクターズネットワーク(actors network)、これらの4つの要素が効果的に連携することによって、
期待する地域価値が発現されるという、地域デザインモデルである。

また、理論とモデルの可能性の紹介だけでなく、ZTCAデザインモデルに関係が深い研究者が、
自身の専門分野においてモデルの発展を指向した考察を展開する。

【執筆者】
原田 保、石川和男、福田康典、諸上茂光、木暮美菜、菊池史光、森本祥一、庄司真人、上原義子、藤田直哉、
西田小百合

目次

序 章 ZTCAデザインモデルの本質と進化方向

第1章 空間概念の拡張を捉えたZTCAデザインモデルの展開

第2章 ZTCA地域デザインモデルにおける地域価値の体系化と評価の方法

第3章 ゾーン・カテゴリー連携とモデル・メソドロジー連携の新展開

第4章 トポスとゾーンの関係性を捉えたコンステレーションデザインの新機軸

第5章 SDGsによる地域価値の発現に向けたZTCAデザインモデルの活用

第6章 バーチャル&ハイブリッド空間を捉えたZTCAデザインモデルの展開

第7章 地方創生に対するZTCAデザインモデルからの解釈と活用方法
  -伝統工芸品産業に対する地域政策とコンステレーション

第8章 過疎地域と離島のZTCAデザインモデルを活用したメソドロジー

第9章 災害を捉えた復興へのSS統合型C&Rデザインモデルの導入

第10章 アート,アニメ,SFを捉えたZTCAデザインモデルのユートピアとディストピア

終 章 地域デザインモデルの発展に向けた今後の方向