30日de源氏物語

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30日de源氏物語

  • 著者名:三宅香帆【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 亜紀書房(2024/11発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750518435

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内容説明

? 1日10分から始める『源氏物語』入門の決定版!?

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題の人気作家にして文学オタクの著者が、最古の傑作長編を読むコツをお教えします。
大河ドラマに、源氏物語に、平安時代に興味を持ったら、まずはこの1冊! ディープな平安世界をキャッチーにひもとく、誰でもすらすら、ポップで楽しい新感覚・古典案内。


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《紫式部がしかけた、千年の謎を解け!》

 ★紫式部はなぜ源氏物語を書いたのか。
 ★考察につぐ考察……千年続く難問を解くカギとは?
 ★巧みな伏線はどうすれば読み解ける?
 ★今と違いすぎる平安時代の人々の頭の中!
 ★物語に盛り込まれた実際あったゴシップネタ。

あらすじはもちろん、物語を深く味わうコツ、政治・社会背景から、秘められた意味までを1冊に!

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   六条御息所の生霊な日々
   明石入道の欲望道
   若い子に煙たがられる源氏おじ…


  好きな人の代わりに飼い猫を
  仏道を求めた末に、恋
  誠実だから添い寝だけ
  出家で、デトックス
  雅な貴族のマッチングアプリ
  物の怪と悪口になると筆が乗る
  想いが高まり過ぎて和歌

読みどころがわかれば、古典はこんなに面白い! 本当にはじめての源氏物語。

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【目次】
★はじめに
[1日目]人物がわかれば物語がわかる
[2日目]恋愛は三角関係でよむ
[3日目]人は身分が9割?
[4日目]平安の恋は恋にあらず
[5日目]実際あったゴシップネタも物語に
[6日目]平安時代と令和の恋愛はちょっと似ている
[7日目]和歌を見ればキャラがわかる
[8日目]紫式部の筆力が冴える描写
[9日目]貴族社会のうわさ拡大速度はSNS並み
[10日目]怨霊は男の罪悪感
[11日目]「結婚=幸せ」幻想をほどく
[12日目]人物のキャラはぶれない
[13日目]一途な人は幸せに
[14日目]自己肯定感も関係性のカギ
[15日目]女性の運命に容赦なし……
[16日目]人物の呼び方から、千年前の読者が見える
[17日目]デリカシーの感覚はだいたい今と同じ
[18日目]イケメンがモテないとき
[19日目]光源氏は爺さん/婆さんキラー
[20日目]文化系男子と運動部男子の勝敗
[21日目]源氏の親切に下心
[22日目]物語の急展開に要注意!
[23日目]インスタ映えする、恋の始まり
[24日目]手に入らない理想のエンドレス・ループ
[25日目]恋愛は何のためにあったのか
[26日目]女性は悪い男が好きなのか問題
[27日目]友達でいたい女子と恋人になりたい男子問題
[28日目]みんな大好き! ふつうの女の子ハーレム
[29日目]愛の陰にコンプレックスあり
[30日目]正しさから離れて読む
★おわりに

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

190
源氏物語をより面白く読める本。現実の政治ゴシップネタの取り入れ、和歌の取り交わしによるマッチングアプリ、和歌によるキャラ描き分け、「伊勢物語」など古典引用による巧みな伏線、夏目漱石「こころ」·村上春樹「ノルウェイの森」に受け継がれる「恋愛し、誰かが死んで、その後罪悪感を抱いたまま生きていく男性の物語」など、沼にはまれる解説になっています。2025/02/22

trazom

130
100分de○○とか、30日de○○などという安直な態度が大嫌いなのに、三宅さんを信じて手に取った一冊。流石に鋭く面白い。紫の上が幸せだったか、花散里が幸せだったかと畳みかけた上で、シンデレラは末摘花、読者共感型のヒロインは浮舟という見立てはユニーク。好きなシーンが、朧月夜との再会(花宴)、芥子の香りがとれない六条御息所、夕霧と雲居雁の夫婦喧嘩、女三宮と猫、浮舟が出家を決断する場面などというのもマニアック。本文中に!、!?、?が頻出する軽妙な文章から、三宅さんの熱い思いが伝わってきて、思わずニッコリする。2024/08/27

けやき

64
書評家の三宅香帆さんによる「源氏物語」の入門書。とても面白く読みました。夕霧が幼馴染と結婚したのは知ってましたが、こんなに空気の読めない恋愛下手だとは知りませんでしたw2024/08/02

koji

37
「源氏物語読破」という大目標を掲げた1年。しかし古文単語の復習のみで10ヵ月経ちました。このままではイカンと、AIの推薦を受けた本書でまず粗筋を頭に入れることにしました。作者が、文芸評論家として売出中の三宅香帆さんだけあって、筆に勢いがあり、見事に源氏物語を”今の言葉”で語り直しています。見事な出来栄えの1冊で、古典の入門書としてもお薦めします。さて、私が最も書きたいことをコメント欄まで加えて書いていきます。作者は、30日目の”本居宣長の「もののあはれ」論”を引用し、現代人の源氏物語の読み方に言及します2025/11/08

Nat

34
図書館本。図書館の新刊本の棚にあったので借りてみた。源氏物語は何回もチャレンジしては挫折してる作品。全体の流れは把握してるけど、源氏の晩年と宇治十帖がどうも苦手で。でも、この本を読んで浮舟に対する新たな捉え方に気づき、今度は角田さん現代語訳を読んでみようかなと思った。また、源氏を全く知らない人も本書を読んだら、源氏って面白そうと興味を惹かれるに違いない。おススメです!2025/06/05

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