セルフィの死

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セルフィの死

  • 著者名:本谷有希子【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 新潮社(2024/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103017752

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内容説明

フォロワー獲得に死力を尽くすミクルは思う。「何故この世界は自分にフォロワーが増えないように作られているのだろう」。自撮りを繰り返すとイソギンチャクになる顔面。オート化された無人回転寿司。まさかのフォロワー爆増――狂った現象が次々とミクルを襲う、地獄展開に抱腹絶倒、気分は爽快。約十年ぶり、待望の長編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

115
世界は承認欲求で出来ている。フォロワー数は人の価値を表す。「誰か私をSNSのできない体にしてください。」私はスマホを回転ずしのレーンに流した。私を理解してくれそうな彼は典型的なスタバの人。でも忍耐の限界はある。スタバな笑顔は消え、もういいですか。と逃げた。SNSに動画を上げ、コメントし、フォロワー数を気にし、一時もスマホから手が離せない。彼女たちはこれが日常生活なのでいわゆる日常生活に支障をきたすことがないのだろうかとの心配は無意味だ。真の理解者によって行われた処刑、フォロワーを失う行為も終わってみれば。2025/01/10

美紀ちゃん

105
笑ってしまう本と紹介されていたので、読んでみた。 最後まで読んだが、理解不能だった。 自撮り→セルフィ。 勘解由小路→かでのこうじ 日本で1番読みにくい名字。 レコメンド→おすすめ、推薦。 勘解由小路、だいなごんあずき、五百旗頭、大右近、ミクル、偽名。 フォロワーの数が全てと思っている女性の話だった。2025/05/13

☆よいこ

94
自意識と承認欲求の妖怪がフォロワーを求めて足掻く。親の金で不自由なく暮らしつつ満たされない満たされないとマウントを取り続ける話。イソギンチャクの顔でパンケーキをインスタにあげる。テンプレ謝罪でアメーバに落ちる。人の炎上動画でフォロワーを得てみる。SNS承認は欲しいのにリアル関係はウザイ▽ザ芥川賞作家。表紙に惹かれて読んだけど私には合わないかな。胸焼けする。2024.12刊2025/02/01

ネギっ子gen

71
【私達の持つ自意識と承認欲求は、この発光する都市自体が抱えるものだった。だから。吐き気がするほど――】マウントをとる嫌味な女を装うなど“共感”を拒絶する一方、フォロワー数を増やそうと死力を尽くすも上手くいかず七転八倒する描写の連続。心に深く刺さった……。書影で、ソファにて所在なさそうに佇むキュートで小さな「ぬい」は、ピストルを自らの頭に向けている。この痛々しげな「ぬい」が語り手自身なのか――。彼女は、自らを「玉ねぎ」に例えた。神様を「玉ねぎ」に例えたのが、『深い河』の大津。彼も実に不器用な男であった……⇒2025/07/26

えんちゃん

69
フォロワー数こそ存在意義。増やしたい。増えてて欲しい。増えなきゃいやだ。癒えることのない乾きを抱え都会を彷徨うミクル。自意識が父で承認欲求が母と嘯くも、本音は『もう二度とSNSができない身体にして欲しい』そんな地獄の咆哮さえバズりの波には抗えず。ずぶずぶ沈んでゆく。容赦ない悪口とユーモア。本谷有希子さんの魅力満載。面白かったけど、アクが強く万人受けする物語ではないかもね。取り扱い注意の承認欲求物語。表紙はキュート☆2025/02/18

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