内容説明
愛と幸せの体験、宝塚歌劇を語るエッセイ。愛の理想、愛の美しさを謳い上げて七十余年、清々しく展開する宝塚歌劇の魅力の秘密を、はじめて説き明かした愛の教科書。
本作品は、1987年12月、小社より講談社文庫として刊行されたものを電子書籍化したものです。電子書籍化にあたり、刊行時本書に掲載されていた写真とイラストは割愛させていただきました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
marumo
19
にわか修行、第二弾!戦前の宝塚から説起こし、関西人気質、土地柄、ジェンヌさんらの素顔と縦横に語ってます。笑ったのは佐藤愛子センセとの「宝塚を見る?」「見ないわね」のやりとり。布教活動に余念ない聖子センセイが、清らかなお色気に興を催すかもとご主人を連れて行ったときは、「けなげであった。あの若い女の子ぉらがむつかしいオドリをようおぼえて・・女ばっかりでようまとまってけなげにやってる。いじらしいて涙出てくる」という感想で驚いたそう。さすがカモカのおっちゃん!無骨なのに柔軟な感性だわ。確かにふいに泣けるのよね。2015/12/16
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