内容説明
うちで暮らすことになった「あっくん」は、なんでもキチンとしないと気がすまない「キチント星人」。一緒にいると疲れるけど…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nyah
39
大雑把な千歌家族の家で同居することになったハトコのあっくん(秋人)。細かく丁寧な潔癖症。ブドウをナイフとフォークで食べるし、 魚はこなごなになるまで念入りに骨を取る。お風呂は一番風呂しかダメ。全てにおいて姿勢が良い。「キチント星人」とあだ名をこっそりつけた千歌。他人と違って良いと思えること。ロボットじゃなく人間なんだから。あっくんは一歳で両親を亡くし、祖父母に育てられ、祖父が亡くなり祖母が病気、更に親戚に預けられたけど、そこも長居できなくて‥。境遇もその性格もしんどそう。千歌の家族になれて良かったね。2025/01/11
イケメンつんちゃ
27
名古屋にある東京ドーム おはようございます 5月31日 中日巨人戦 観戦します 前回は体がついてこれなかった 外野席は立ったり座ったり それよりも心配なのは 雨予想 雨天中止にならないかとドキドキ やーね 新しい生活は素晴らしい 誰のものではありません 図書館でアナタはありました 津島のパチンコ店状態 ものがたりは語り始める ある日突然 お兄ちゃんが現れる 少女はためらう 急に そんなシチュエーションあり得ない 洗濯科学のアリエール ふたりのケミストリー 面白い チームバチスタFINAL ケルベロスの肖像2025/05/31
ほんわか・かめ
15
ある事情で一緒に暮らすことになったキチント星人ことあっくん。大雑把な千歌とは真逆。他の人と少し変わっているとは言え、それがからかっていい理由にはならない。最後はどちらも、そして友達も、歩み寄る形で良かった。多様性が盛り込まれているけど、重くなりすぎずに気づきを与えてくれる。おばあちゃんが元気でありますように。4年生くらいから。2024/09/08
遠い日
7
多様性の物語を実にわかりやすく描く。キチントもオオザッパも自分の個性。自分に引きつけてばかりでは、この世は生きにくい。他人のこだわりも認められないと、窮屈でやっていられない。小4の千歌の家族になったあっくんは、生まれ月の関係で兄であっても同学年になる。あっくんの潔癖症と千歌の大雑把。全く相容れないふうのふたりが同じ屋根の下、お互いに歩み寄っていく。千歌と交わることで頑なに見えたあっくんも変わっていく。子どものポテンシャルはすごい。認め合えればそこからの一歩は楽しい。だって家族だもんね。2024/07/23
nago
4
キチンとしているあっくんが、おおざっぱな千歌の家の一員に!家族、四年生のクラスメイト、キャンプのメンバーなどと共に過ごしながら知りあっていく。それぞれ違うところがあって、それを知ろうとすることで分かることがある。みんな同じならそんなのはクローン人間だよね!同感。2024/10/15
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