内容説明
【電子書籍限定! 由麻の同僚・丹羽さん視点の後日談短編「旅とハンカチ」を収録!】「もうひとり、彼女ができたんだ」。付き合って九年、同棲して四年。結婚間近と思っていた恋人・和佐からそう告げられた二十九歳の由麻。和佐は「由麻と別れたいわけではない」「ただ、もうひとり、どうしても付き合いたい人ができた」と言い出し、由麻は混乱する。怒って別れればよいのか、一時の過ちだと思って待てばよいのか、歪な関係を受け入れたらよいのか――愛していた日常はどうすれば戻って来るのか。恋の痛みが走る著者デビュー作、待望の文庫化。 ※本書は二〇二一年三月にKADOKAWAより刊行された『炭酸水と犬』を加筆・修正し、文庫化したものです。 ※紙版初版限定特典の後日談「緑の休日」は電子版には収録されておりません。予めご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
M
33
きも。私なら、“もうひとり彼女ができた”なんて言われようものなら言い終わらんうちに捨てるわ。突然脳が病んで錯乱したかなんかじゃない限りそれしか正解はない。そしてほらな、正解だろ。などと思いながら読了。シチュがあり得なすぎるので小説として面白く読めたとも言える。2024/11/30
おかだ
23
なんだこいつ〜!神様、私をこの小説の世界に転生させて下さい、そしたら私がコイツとアイツのケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせてやりますから!などと願いながら読んだ。いやー私だったら1ページ目の初手から別れるの一択やねんけどな…と思いながら。でも9年以上も付き合ってたら情も湧くし結婚が筋とも思うし、仕方がないのかなぁ。終盤の急展開に心が追いつかず、いや結局どっちもどっちの似た者カップルかよ!となんだか溜め息。気持ちグワングワン掻き乱されて楽しい読書でした。タイトル『炭酸水と犬』…ハァ?2025/10/02
桜もち 太郎
18
冒頭の「もうひとり、彼女ができたんだ」との同棲相手からの告白で物語は始まる。その彼女とは別れたくはないという和佐、混乱する由麻。9年と半年と半月、二人の恋は長すぎたんだろうな。男としてほかの女に目移りするのはわかるけれど、やはりケジメは必要なのではないだろうか。派遣社員として働いていた由麻に正社員採用の話があり、こんな男はほっといて仕事に邁進した方がいいよと思いながら読み進める。それにしても本当に好きな人は側にいても案外気が付かないものかもね。まあ二人にとってはいい終わり方だったのだろう。2025/10/18
assam2005
16
何この男、「キングオブゲス」じゃないか!9年も付き合った彼女に「もう一人、彼女ができた」といい二股を公認事項にしてしまう。別れさせてもくれない、別れてもくれないゲス野郎。本当の好きって何?自分の気持ちを相手に押し付け、相手への配慮が見えない。相手を自分の所有物のように扱う。それはもう子どものワガママにしか見えなかった。愛し続けるということは、相手から大切にされていると思えないと続かないんじゃないだろうか。一度崩れた信頼はもう二度と元には戻らない。久しぶりに夢中になって読みました。w ゲス野郎、最低で最高!2024/12/27
水色系
15
9年と半年と半月かあ…。その長さ付き合ってたら、好きかどうか考えるより先に家族みたいな情がわくんだろう、でもそれでも好きって思える相手と結婚したいよな。乙女だな私。ただ和佐はなんかけっきょくアサミのところにのうのうと行ってそうなところがヤダ。2024/11/27
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