内容説明
「あんなふうになって死ぬのは絶対にいやだ」――明治の終わり、戦争で変わり果てた父を見た13歳の清作は、徴兵から逃れ故郷を飛びだす。北陸から九州、そして横浜へと逃れながらも、商家の息子・幸三郎の協力のもと、鍛冶職人として生きる清作を、数々の試練が襲いつづける。一方、清作を曾祖父にもつ現代の女子大生・あさひは、中学校の社会科教師になったばかり。先祖を調べていたある日、学校で朝鮮半島の歴史問題に直面し…。時代をへだてたふたりの希望の光が、小さく輝きはじめる。各メディアが大絶賛! 数多くの高校受験向けの教材で使用された感動長編!!
目次
1 旅立ち
2 将来
3 縁
4 出会い
5 めおと
6 希望
7 誕生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つくし
1
大正時代の頃と現代を舞台に、朝鮮人と日本人の間に起こっていることが概説的に把握できる構成だった。現代パートの主役となるのは社会科教師を目指す女性、小説の軸となる過去のパートの主役はその曾祖父。彼の波乱に満ちた人生そのものも物語としての引力が強かった。特に腕の確かな者として認められていく様が頼もしい。小説の終盤、現代パートの展開にはなんとも言えない気持ちに。懸念と希望と痛みと願いのすべてが凝縮されている、これ以上ないだろうというくらい強い「伝え方」だと思う。2026/01/06
Jackie
1
大学生だった遥か昔、個人的に交流のあった何人かの韓国人留学生たちは本当にみんないい人たちだった。個人同士は仲良くできるんだから国同士も仲良くやっていけないものなのだろうか。全体的には重めのテーマだったけど、学生さんをターゲットにした物語だったからか割とあっさりした印象だった。家系図をちゃんと書かないとちょっと混乱する(笑)2024/10/21
-
- 電子書籍
- 数の値打ち
-
- 電子書籍
- ディーふらぐ!【分冊版】 145 MF…
-
- 電子書籍
- 伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の63…
-
- 電子書籍
- 死と彼女とぼく イキル 4
-
- 電子書籍
- 魔王 JUVENILE REMIX(9…




