内容説明
戦争なき覇権交代は果たして可能か? 分断深まるアメリカ政治は、大統領選のあと、いったいどうなって行くのか。「知の巨人」佐藤優氏と、新進気鋭の米政治評論家・古村治彦氏(副島国家戦略研究所研究員)が徹底討論する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
21
☆☆☆☆ グローバルノースからグローバルサウスへと覇権は移るのか。キリスト教、ユダヤ教、シオニズムといった宗教観もからめて、深い議論だった。日本が防衛力を強化する目的は、軍事力に裏付けられた外交によって、中国・ロシア・北朝鮮と本音の対話を行い、新たな均衡点について合意し、戦争が起きないシステムを構築すること。石破総理はプロテスタント。トランプはカルヴァン派。イスラエル・ハマス戦争もウクライナ戦争も背後にアメリカの軍事支援(トランプがアメリカファーストを盾に支援を打ち切り戦争終結へ向かうというシナリオ)。2024/12/23
くものすけ
10
表題からは予期できないかった宗教という切り口からバイデン、トランプ、ハリス、ヴァンスらを分析している部分に大変興味を引かれた。日本人には分かりずらい部分ながら、米国の有権者にとってはかなり重要な部分だと感じた。時代によって異なるらしいが民主党=エリート層、共和党=非エリート層と仕分けされていた。米国国内は深刻な”分断”の危機に晒されているという…抱える国内問題が大きく、トランプ大統領は全世界に展開した”戦争”からの退却戦を開始しているという…平和主義者というレッテルは当たっているという期待感はあるのだか…2025/05/17
MICKE
9
現在起こっている世界情勢の変化を正しく理解でき、我々の方向性が示される1冊。しかしいまだに中東あたりの動きがよく分からない、ひたすら読んでいくしかない。2024/11/18
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
3
宗教の観点からトランプや石破を語るって言うのは なかなか斬新で深いなと思った。2024/12/09
Hiroki Nishizumi
2
ちょっと期待外れ。自分の感性が錆びついてきたのか、優の腕が鈍ったのか、、、2025/04/01
-
- 電子書籍
- ななしの皇女と冷酷皇帝 ~虐げられた幼…
-
- 電子書籍
- ささやかな楽園【分冊】 12巻 ハーレ…
-
- 電子書籍
- まんがでわかる犬のホンネ 犬はあなたに…
-
- 電子書籍
- 銀平飯科帳(4) ビッグコミックス
-
- 電子書籍
- 食KINGダンディー 5