AI記者――最新報告 AIでジャーナリズムはこう変わった

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AI記者――最新報告 AIでジャーナリズムはこう変わった

  • ISBN:9784833424523

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内容説明

【内容紹介】
人工知能、生成AIの出現でニュースの現場は
大きく変わる!! 人間との共生はどこにあるのか?

記者とAIの関係性をウォール・ストリート・ジャーナルやAP等でデジタルメディアの構築にも携わったジャーナリストが詳細なケーススタディを交え、AIの課題、可能性を含めたメディアの未来を摸索していく。キーとなるメッセージは、「AIは業界を自動化するのではなく、より仕事の中身を強化する」ということだ。
AIを使うことでジャーナリストはより多くのニュースを素早く伝えることだけでなく、より深い分析ができる自由な時間を生み出せるようになる。
AIがニュースのプロに貢献することができる最良の方法について、わかりやすく実用的なロードマップを示すことにある。
「AI記者さん」はそう遠くない未来のジャーナリズムの一例なのだ。
報道現場を例にしているが、あらゆる職場において人間とAIが共存する方策が応用できる内容になっている。

【著者紹介】
[著]Francesco Marconi(フランチェスコ・マルコーニ)
コンピュータジャーナリスト。リアルタイム情報を扱う企業、アプライドXLの共同設立者。ウォール・ストリート・ジャーナルの元R&Dチーフで、データサイエンティストとコンピュータジャーナリストのチームを率いて報道向けデータツールを開発。それ以前は、AP通信にて、コンテンツ自動化と人工知能の共同開発を指揮した経歴を持つ。デジタルメディア・イノベーター・トップ20や、次世代パブリッシング・リーダー・アンダー35に選出されている。

[訳]近藤 伸郎(こんどう・のぶろう)
NHK報道番組ディレクター。番組やニュース、デジタルコンテンツの制作経験をもつ。立教大学大学院人工知能科学研究科に働きながら通い、2022年3月、第1期生として修了。修士論文のテーマはテキストマイニング。

【目次抜粋】
■訳者による補足としての前書き
■序文
■はじめに

■1 問題│移行期にあるジャーナリズムモデル
1・1 古いジャーナリズムのモデル
1・2 新しいジャーナリズムのモデル
1・3 新しいモデルには新しい働き方が必要になる

■2 それを可能にするには│ジャーナリズム改革を加速させるAI技術
2・1 人間と機械の連携で生まれる記事
2・2 人工知能と報道機関の戦略
2・3 技術がジャーナリズムの新たなモデルをかたち作る

■3 ワークフロー│報道機関のDXに必要な拡張的プロセス
3・1 イテレーティブ・ジャーナリズムとは何か
3・2 ジャーナリズムと人工知能のワークフローを整える
3・3 イテレーティブ・ジャーナリズムに対する3つの疑問
3・4 報道機関の壁を超えた連携を促進させる

■結論
■訳者後書き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gokuri

3
米国のコンピュータジャーナリストが最近のジャーナリズムにおけるAI利用の動向、実例をかたる。 読者を常に意識し、その要求にこたえるために、AIをどのように活用するかをAI記者を主人公にして具体の作業例をつづるとともに、最近の欧米での活用事例を紹介している。 日本の新聞社、雑誌、あるいはマスメディアに是非参考にして、今後のAI活用に生かしてもらいたいような本だ。2025/04/11

Koh_Iwaki

0
訳者が現役の報道局PDらしく、しっかりとした視点で翻訳している。判り易く、単に技術論に止まらず、著者にも訳者にも現場での利用を前提にした意識があることを実感させる。2025/01/30

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