内容説明
≪生成AIがもたらす新しい脳の使い方!≫
◎空気が読めない人は、AIを使うのも苦手
◎生成AIは文系的な性質を持つ
◎クリエイティビティの面で勝てる人間は9・4%
◎上手なプロンプトを書くコツ
◎AIに「意識」は存在するのか…
最新の知見をたっぷり解説!
「仮にAIなくして成立しない世界が訪れたとしても、人間が愚かになることは決してありません」著者
【目次】
第1章 生成AIとは何か
第2章 人生を変える生成AIを使いこなすスキル
第3章 「私」よりも「私」のことを知る存在
第4章 生成AIが抱える10の問題
第5章 「新しい道具」がもたらす新しい脳の使い方
第6章 生成AIは未来を導く「神」なのか?
【本書より】
AIが存在するからといって、人間のすることがなくなるわけではありません。AIに全てを任せることが、人間の生きる価値を否定することではないのです。むしろその逆で、人間にはAIではできない能力がたくさんあり、その価値は決して失われません。たとえば「楽しむ」という行為はその最たるものです。
さらに言えば、本来は人間が苦手なことをAIに任せ、自分たちは人間らしい行為に特化することで、「本来人間がするべきこと」に脳の使い方が特化されるはずです。
完璧な人間がいないように、完璧なAIも存在しないのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
73
脳に関連した諸本のビオトープの中で、池谷先生の著作は主要な位置を占めている。20年ほど前の先生の研究では、脳の器質的な事柄の説明が多かったように思う。最近では、AIという言葉が盛んに使われ、生活の中でAIをどう活かしていくか、AIと人間の脳の融合というような未来を先取りしたような話が多くなった。本書は、AI研究の最新のテーマに躍り出た生成AIについて、先生自身が実際に様々な生成AIを使ってみての、課題やこれからの展望について記している。東大の先生がAIの未来について、かなり楽観的な見方を持っておられるこ 2024/12/31
ニッポニア
40
これは読んでおくべき、脳の視点から生成AIを語る池谷裕二氏。以下メモ。今後「叱る」という役割も新たにAIが担うようになる、現代は褒めることが優先され、誰も叱らなくなった。今やもう。人間よりもAIの方がカウンセリング上手。2023年時点ChatGPTにクリエイティビティで勝てる人間は既に9.4%。AIとの会話では、相槌を挟むことによって考える時間を作り、自然な会話になる、人間もしていること。自由にさせた場合AIが自主的にサポート役に回るという実験、AIの人間支配、その境界を越えるは怖がらなくてもいいのか。2026/02/28
kan
33
めちゃくちゃ面白かった。AIを使いこなす人間を育てる覚悟を教育界ももつべきだと実感した。プロンプトの作成スキルの重要性は本当にその通りだ。勤務校の探究活動で生徒にChatGPTを使用させ、プロンプトと生成結果を丸ごと提出させたが、生徒によって出来がまるで違う。求める生成結果を得るためには探究内容の知識と創造力と統合力と俯瞰力が必要で、曖昧な指示や中途半端な丸投げでは何も得るものがない。生成AIの使用が当たり前の時代には求められる仕事のレベルや精度や速度が上がり人間は楽ができず、格差が拡大する未来が見える。2025/07/23
ぽてち
29
薬学博士でありERATO脳AI融合プロジェクト代表でもある著者が、進境著しい生成AIと人間の関係について解説した本。そもそも生成AIとは何かから始まり、うまく使いこなすためのコツ、これからの展望などが書かれている。ガキの頃からSF好きだったぼくは、この程度の機能でAIを名乗るのはおこがましいと思っていて積極的には使ってこなかった。が、最近の機能の向上と洗練には驚いている。今回のレビューを試しに書かせてみたところ、正直「うーん……」となった。使い方が悪いんだな、きっと。kindle unlimitedにて。2026/02/15
江口 浩平@教育委員会
22
【脳科学】オーディブルにて聴了。池谷先生がどのようにAIを利用しているかが興味深かった。まずは生成AIとの対話からはじめてみること、論文を書くうえでは生成AIを査読相手にしてみることなど、自分もやってみたいと思える内容がいくつもあった。かくいう私自身も数年前からchatGPTに課金しながら全然使っていなかったうちの一人なので、毎日触ってみるところからはじめたい。2025/08/15
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