内容説明
「次の試合に勝ったら俺と付き合ってほしい」と告白をうけた余命わずかの郁(『きみと終わらない夏を永遠に』 miNato)、余命を隠し文通を続ける楓香(『君まで1150キロメートル』永良サチ)、幼いころから生きることを諦めている梨乃(『君とともに生きていく』望月くらげ)、幼馴染と最期の約束を叶えたい美織(『余命三か月、「世界から私が消えた後」を紡ぐ』湊 祥)、――余命を抱えた4人の少女が最期の時を迎えるまで。余命わずか、一生に一度の恋に涙する、感動の短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
14
余命がテーマのアンソロジー。 どれもつらい話でしたが感動しました。 余命を宣告されながらも、時には自分を奮い立たせて、時には大切な人に励まされながら、懸命に生きようとする少年少女の姿に胸を打たれました。 個人的には特に『余命三か月、「世界から私が消えた後」を紡ぐ』が好きです。 自分に自信がない主人公の美織が、自分には釣り合わないからと作った壁を乗り越えてきてくれるヒーローの世良くんが格好良すぎました。 幼い頃の約束が……みたいな展開も大好物なので、ラストもすごく良かったです!2025/01/19
栗山いなり
5
余命物を4遍収録した短編集。この手の余命物って何度読んでも妙な気持ちになるのにそれが4つも収録されてるから更に妙な気持ちになってた。余計な事まで考えてしまうのも問題だった(これは俺が悪いんだけど)2024/11/28
Nori
0
限られた余命の中で恋をした少年少女のアンソロジー。2025/12/18
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