皆殺し映画通信

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皆殺し映画通信

  • 著者名:柳下毅一郎【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • フィルムアート社(2024/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845924011

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内容説明

現代日本のエクスプロイテーション・フィルムとは何か

あなたの知らない映画の世界への誘い

終わりなき日本映画の光を求めて、孤高の映画評論家・柳下毅一郎のライフワークが装い新たに再誕! 「皆殺し映画」というジャンルを築き、数々の迷画を一刀両断し、かつ愛をもって介錯してきた柳下毅一郎が、「映画とは何なのか」という根源的な問いとともに日本映画界の底を解明する。最前線で解き明かされるその深層=真相を目撃せよ!
映画監督・村上賢司との2000年代日本映画をめぐるイベント対談を採録

▼「おまえらに真のセカイ系を見せてやる!」というタマシイの叫びが聞こえてくる紀里谷和明監督の絶唱作にして、監督引退作
▼日本一気骨のある映画館がつくった、監督のいない映画……!?
▼ひたすら「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と謝りつづける2時間。しかも「わたしの幸せな結婚」なんてどこにもない!
▼こいつら現場で手術したがりすぎ。危険な手術をやりすぎて脳から変なものが出ているとしか思えない
▼綾瀬はるかのスローなガン・アクション。女性陣の弾は百発百中、バタバタ倒されていく烏合の衆の帝国陸軍。帝国陸軍と日本映画の未来が心配
▼その理由は、世界の大富豪はみんな宇宙に行きたがるから。宇宙に行っても、前澤友作から出る言葉は「うっわー!」「すっげー!」だけ
▼「日本が良くなると信じてWinnyを作りました」と言わせてしまうこの映画に、匿名で流通するあらゆるダークなもの抱え込む覚悟があるとは思えないのである
▼映画になりハリウッドにまで行った、スーパースター忠犬ハチ公に続け。石岡タローの名を全国区にしようという一大プロジェクト
▼なんと大川隆法映画の新作が登場。死んだはずだよお富さん。いや、これが総裁直伝のイタコ術による映画作りというものなのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イワハシ

5
えーと、シリーズ10冊目くらい? 2023年公開された邦画評。ここ近年は地域興し映画に対する言及が多い。で、気をつけないと知り合いが出てくる可能性が高くなってきている。毎年ドキドキだ2024/09/25

コマンドー者

1
柳下氏の恒例の日本映画時評本。メジャーどころの作品は3本くらいで、後は全然知らない映画ばかりだが、誰が見てるんだか知らないが、人知れず映画って勝手に作られて公開されているんだなあ・・・と妙に感慨深くなるラインナップである。2024/11/30

Gen Kato

1
今巻も充実の内容でした。日本映画すごい(ほめてません)。幸福の科学映画の将来が気になります。自分としては柳下さんのツッコミを読み続けていたいので…2024/09/13

maiasasonkyo

0
良い2025/08/15

ちり

0
前半部分で意味が通る文章は註だけ。2024/10/16

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