漫才過剰考察

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漫才過剰考察

  • 著者名:令和ロマン・高比良くるま
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 辰巳出版ebooks(2024/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777831180

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内容説明

M-1グランプリ2023王者・令和ロマンの高比良くるまがM-1と漫才を完全考察!

分析と考察を武器に、芸歴7年目の若手ながら賞レースをはじめ様々な分野で結果を残してきた令和ロマン。そんな令和ロマンのブレーン・高比良くるまが、2015年から昨年のM-1、さらには2024年のM-1予想に至るまで、考えて考えて考え尽くした一冊。

「現状M-1に向けて考えられるすべてのこと、現在地から分かる漫才の景色、誰よりも自分のために整理させてほしい。頭でっかちに考えてここまで来てしまった人間だ。感覚でやってるフリをする方がカッコつけだと思うんだ」(本文より)

新型コロナウイルス流行などの時代背景や、東西での言葉の違いや南北の異なる環境が漫才に与える影響、昨今話題の「顔ファン論争」など、縦横無尽に分析を駆け巡らせる著者の真骨頂“マシンガントーク”を堪能できる、これからの時代の漫才論最新版!

【内容】
■プロローグ・これまで
「自分は報われていいような人間ではない」

■M-1グランプリを考察
・2023決勝直前インタビュー
・2023を振り返る
・「漫才勝負」の2015~2018
・「笑わせ合い」の2019~2023
・2024、令和ロマンは優勝できるのか?

■全国で全世代に受ける漫才を考察
・漫才の「寄席」とは
・寄席でウケるための2つのポイント
・東西のお笑いの違い
・南北のお笑いの特徴
・これからの時代にウケる漫才とは?

★スペシャル対談★
霜降り明星・粗品×令和ロマン・高比良くるま
M-1、漫才、テレビ、YouTube、それぞれの今後……
2万字超えのロング対談

■エピローグ・これから
「日本の漫才が海を越える時」

※内容は変更となる可能性がございます

【著者プロフィール】
令和ロマン 高比良くるま
お笑い芸人。吉本興業所属。1994年生まれ、東京都練馬区出身。慶應義塾大学のお笑いサークルで相方・松井ケムリと出会いコンビを結成。2023年のM-1グランプリでは、第1回大会の「中川家」以来のトップバッター、かつ歴代王者の中で最短となる芸歴5年9ヶ月での優勝を果たした。M-1王者として異例の出場を果たしたABCお笑いグランプリ2023でも優勝するなど、今最も勢いのある芸人。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

111
世のあらゆる分野に共通することだが、「お笑い」という芸道においても頭角を現す人とは革新的思考力を持ち得た「突き抜けた」人なのだろうと改めて学んだ。雑感的筆致であえて軽々とし徒然なるままを綴ったようでいて、真面目に読めば読むほど、その鋭角的に切り込む「視点」と、広角なる情報収集と分析、そして「過剰なまでの考察力」に舌を巻く。なぜ人はそこで笑うのか、何が笑いを誘い、階層的お笑い受容体を有する観客を次々引き込むのか―。笑いの科学はワクワクするほど面白い。令和の笑いのカリスマ! この舞台への再登場が待ち望まれる。2025/09/16

yunyon

78
令和ロマン、最初はあんまり好きじゃなくて、確かに漫才が上手い、面白いけど…って感じ。私は劇場に行かないけど、お笑い好きでテレビっ子で、テレビのネタ番組はしっかり見てる。真のお笑いフリークとはいえないけど、子どもの頃からずっとテレビで東西のお笑いを見ていたから、この本の言わんとしたところはとてもよく分かったし、二連覇の偉業を成し遂げた令和ロマンのこれからがとても楽しみ!、去年のM1は、エースの可愛さと、川北の可愛さ、みちおの可愛さにやられました。良いM1になったのでは?個人的には粗品との対談が面白かった~2025/01/08

岡本

77
Kindle。2023年M-1王者、令和ロマン・高比良くるまのエッセイ集。いろんな媒体で漫才論などの考察を行っている著者の思いや考え方が分かる一冊で、お笑い好きにはオススメ。前年度王者ながら今年もM-1決勝に勝ち上がっており、ここまで来たら史上初の連覇を成してほしい。決戦の12月22日が待ち遠しい。2024/12/08

ゆいまある

74
失敗だった。文字サイズが変わらないタイプの電子書籍だったので私のKindle端末では非常に読みにくい。文字が小さすぎる。しかもくるまがお笑いについて深く考察。昨年のM-1を見て、余りの技術の高さにぐうの音も出ず、くるまという人に興味を持つたのだが、なかなか尖った自分を曲げない人だという以上の深堀りは出来なかった(内容が笑いに偏っており、彼の人柄を掘る本ではなかった)。今回の活動自粛から復帰したあとの彼が見たい。今から楽しみで仕方ない。2025/02/27

aquamarine

63
題名通りの漫才の過剰考察。満足いくような勉強をしなかったのに某有名大学に受かってしまったと自分で言うだけあって、頭の回転がよく、考え方も表現も独特だと感じる。でもそれが的確で面白い。漫才というものに対しこんな考え方をする人がこの業界を牽引していってくれたら今後が安泰かもしれない。発売が昨年11月なので当然考察のメインは2023年のM-1になる。決勝の考察でさや香のネタについて「急に見たこともないPDFを配り出し」と表現されていたところは声をあげて笑ってしまった。M-1好きな人なら楽しめると思う。2025/02/28

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