内容説明
今日もぐびぐびっ!
極上の“酒バカ”酩酊エッセイ集!
ただもう、うまい酒を求めて……飲んで飲んで飲みまくる!
流木焚き火を囲みヒミツのキャンプ地で、
新宿の地下の暗闇酒場で、銀座の屋上で、
沖縄の離島で、台湾で、スコットランドで、シベリアで…
国内外での酒まみれの歳月をつづる。
二十歳の頃の極貧酒時代から、
コロナ禍での一人ザケの愉しみまで、
酒、酒、酒…のシアワセ。
シーナと酒の魅力にどっぷりと浸かる一冊!
<目次より>
1 海釣りと焚き火酒
2 酒と青春
3 ビール礼讃
4 コロナと家飲み、近場飲み
5 人生いろいろ、酒もいろいろ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
74
(2024-169)【図書館本-114】タイトル通りにシーナ隊長のお酒エッセイ。ほんとにお若い頃からたくさん呑んできた方なのだなぁ。第一章の「海釣りと焚き火酒」では海辺のキャンプで焚き火を囲んで飲むお酒の楽しさ。わかるなぁ。最近では直火の焚き火が制限されているけど、キャンプで焚き火を囲んで飲むお酒ほど美味しいものはない。リアル25歳の頃はシーナ隊長に憧れて、勝手に「怪しい探検隊支部」名乗って仲間内でキャンプしてました。懐かしいなあ。★★★+2024/11/19
Shoji
30
キャンプや釣りで焚火を焚いて飲む酒、若かりし時代に飲んだ酒、旅先で飲んだ安酒など、酒にまつわるエッセイ。決して高級な酒ではない。誰にも迷惑をかけず、楽しく、おいしく飲んでいるのだ。しかも、酒飲みオヤジがあこがれる飲み方。いいなぁ。2025/08/18
いちろく
27
初出は「月刊たる」にて2012年~2024年まで連載されたエッセイ。著者である椎名誠氏は現在80歳、つまりリアルタイムな話題の多くは70代の頃の内容である。まず還暦を過ぎた今でもこれだけのお酒を呑まれていることに驚く。本書での本人の弁を信じるならば、作中の途中から尿酸値などが怪しくなったとあり、それまでは健康的に呑めたわけだ。まさに酒豪である。とある雑誌のファンである私は椎名誠氏には一日でも長く健康的に存命してほしい。と思いつつも、この本を読む限り椎名誠氏はこれからも酒を呑み続けるのであろうな……。2024/12/20
tetsubun1000mg
23
シーナ氏の最近の著作は寄る年波か、枯れてきた文章も見られるがこの本は2010年代の前半のようだ。 釣りだ、キャンプだ、酒だと日本中を縦横無尽に飛び回っていた時期で勢いが有りヨロコビがヨロコビが伝わってくる。 この影響から40代の頃は仲間とキャンプに行って遊んでましたよ。 掲載スペースの問題か文章がやや短かったのが残念だが楽しい雰囲気は伝わって心地よい読書タイムでした。2024/12/17
ぜんこう
21
もしかしたら椎名誠さん初読かも。月刊「たる」に掲載された酒にまつわるエッセイ集。いや~、もうこれ読んでたら安心して飲めます(笑) 尿酸値が高くなって酒を減らすと思いきや、ビールをノンアルコールビールで割る😆 こんなことしてもとにかく飲む。僕も頑張って飲み続けよっと😅2025/02/25