内容説明
ひとことに「駅そば」といっても、店によって味も違えば、個性もある。訪ねた店は、3000軒以上、「駅そば研究の第一人者」がその魅力に迫るとともに、より深く乗り物とそばの関係を考察すべく、バスターミナル、空港、フェリーターミナルを訪問。それぞれに「BTそば」「空そば」「海そば」と命名し、「旅そば」という新境地を開いた。北海道から沖縄まで、実績に裏付けされためくるめくそばの世界。読むほどにそばが恋しくなり、気が付けば、そばのだしの香りを感じ、ページを閉じて本を置いた瞬間、そば店へ直行したくなる一冊だ。
目次
■目次
第1章 駅そば やっぱり駅そば愛が止まらない
第2章 BTそば 郷愁を誘うバスターミナルのそば
第3章 空そば 空港のそばは、早めに到着してゆったりのんびり
第4章 海そば フェリーターミナルのそばは、短時間でも「開いててよかった」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
37
“料理が美味しいと感じるかどうかは、その料理の味だけでなく、シチュエーションも重要なのだ。” 遠い昔、通勤通学をしていた際、流れる車窓越しに「いつかあのホームの立ち食いうどんを」と眺めていたことを思い出す。卒業旅行の金沢駅ホームで、発車間際に大慌てでかっこんだそばも懐かしい。この本では鉄道はもちろん、BT(バスターミナル)そば、空そば、海(フェリーターミナル)そばを取材。ご当地自慢の海藻や、天ぷらといえばコレの、地域差が楽しい。うどん好きで、ほぼそばを食べずにきたことが勿体ない。でも、うどん食べちゃうな。2025/02/16
紫の煙
10
駅そば(BTそば、空そば、海そば)の定義に苦労されたようだ。私的には、すぐに提供されて、かき揚げそばが700円以下のそば店というイメージだが。空港や港になると、旅行の感覚になり、味わい方も異なると思う。狭くてチープな店、そこそこ値段の店、それぞれ良いところがあり、食べ歩きが楽しい。2025/04/14
niz001
6
阪急そばが全滅したと知った時はショックやったなぁ。海そばが全体的に美味そうに感じた。2024/11/14
そうさん
5
駅そばはなかなか食べる機会はないが、気になるところはあった。 海そばで、あるところで恐ろしく美味しくない(やたらにしょっぱいうえに、そばはふやけていて、それなのに結構高い)ところがあったが、そこから比較的近めの海そばやその港の経由地の海そばは載っていたのに、見事にその美味しくないところは載っていなかった。2025/06/05
きゅー
5
「駅そば」からバスターミナルのそば、空港のそば、フェリーターミナルのそばと間口を広げて全国の蕎麦を紹介している。以前刊行した駅そば関連の本よりもさらに細かい情報が記述されており、マニアというのはこういう人を指すのかという気持ちになる。他方であまりにマニアックな内容になってしまっており、気軽な読み物ではなくなっているのが残念だ。駅そばが減少しつつある今、後世への資料的価値が高い一冊。地方の閑散とした駅のにぎわい創出のために駅そばが重要という論は納得。2025/04/08




