どうなってるの、アメリカ! ニュース&カルチャーがぐっと面白くなるアメリカ最前線トピック30

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どうなってるの、アメリカ! ニュース&カルチャーがぐっと面白くなるアメリカ最前線トピック30

  • 著者名:SakuYanagawa
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 大和書房(2024/10発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479798156

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内容説明

アメリカの最前線を知りたいなら、この一冊あればいい!
大統領選、キャンセル・カルチャー、BLM、銃規制、LGBTQ、文化盗用……
私たちが毎日触れるニュース、映画やドラマなどのカルチャーは、そのまま見ても面白い。
でも、背景の意味や議論を知っていると、もっとぐっと面白い!
「ニュースの集積地」スタンダップコメディの舞台に年間400ステージ立ち
第一線で活躍するコメディアンの著者が、
現地のリアルな視点で伝える、アメリカ最重要&最新30トピック!



【目次】
第1部:「見出し」から見るアメリカ
01 バイデンの4年間と「自虐」のリーダー
02 トランプに「疲れた」人、トランプに「癒しを求める」人
03 大統領選2024、これまでとこれから
04 実感なき好景気、実感しかない物価高
05 全米がひとつになったウクライナ侵攻
06 全米がひとつになれないパレスチナ問題
07 癒しから快楽へ――悪化するメンタルヘルス、蔓延するオピオイド

第2部「分断」から見るアメリカ
08 行き過ぎたキャンセル・カルチャーと正義
09 LGBTQの権利獲得は、一本のヘアピンからはじまった
10 チョイスとライフのはざまで――人工妊娠中絶
11 日本人が影響を与えた銃規制
12 国内でも意見が二分するブラック・ライヴス・マター
13 SNSが生んだ、ブーマー世代と若者の対立
14 「歴史」がキャンセルされる――批判的人種理論
15 ゲイと言ってはいけない法--教育に政治はどれだけ介入するか
16 「不法移民」たちがつくるアメリカ

第3部「エンタメ」から見るアメリカ
17 モノ申すアスリートたち―切り離せない政治とスポーツ
18 テイラー・スウィフトが政治的発言をする理由--セレブリティのイメージ戦略
19 グラミー賞が浮き彫りにした「強い」女性像
20 ウィル・スミスビンタ事件で見える「容姿イジリ」の現在地
21 「私って日本人なの」で炎上?--「文化盗用」の複雑な文脈
22 ラテン化するアメリカ
23 ハリウッドとジャーナリズムを脅かすAIの脅威
24 流行語から読み解くアメリカ
25 「今」を知るためのアメリカ・コメディ最前線

第4部「アジア」から見るアメリカ
26 ようやく可視化された「われわれ」アジア人
27 日本一有名なアスリートと、全米一有名なファイター
28 アジア人ミュージシャンとしてのブルーノ・マーズ
29 1000回“殺されて”貨幣となったアンナ・メイ・ウォン
30 知られざる「日系人」強制収容所

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

13
本書の刊行はトランプ再選前だが、米国の「トランプ疲れ」の記述が目を引く。エンタメ業界における近年の動向は、シカゴでスタンダップコメディアンとして活躍するこの著者ならでは。ステージでは否定的に捉えられなかったネタが、切り出されてネットに乗ると炎上することもあるという。笑いのために「盛る」ことも、炎上のネタになるとは。世が複雑化する一方で、自らの仕事に矜持を持つ著者の姿勢が格好良い。2025/04/24

はるき

10
「Whyジャパニーズピーポー」という芸がありましたが、日本人の私からしたらアメリカもあり得へん国です…。アメリカ界隈から毎日びっくりなニュースが飛び出しますが、問題は根深いよう。海を渡ってスタンダップコメディー界で戦う著者に万雷の拍手を👏2025/06/08

ぶく

3
本のタイトル通り”アメリカの今”をアメリカで生活している日本人目線で知れる。著者がシカゴに住むスタンダップコメディアンということでアメリカのコメディについても語られている。私自身、著者と同世代かつ同時期にアメリカ生活を経験しているので、そのままアメリカでの生活を続けていたらこんな歴史・事柄を経験したんだろうなと想像しながら読んでしまった。重すぎず軽すぎず読みやすかった。まさに今読むべき本。2024/12/04

ねむ

2
今のアメリカについてエンタメを通じて広く浅く眺めることができる本。 文化盗用(culture appropriation)で叩かれたグウェン・ステファニーの件は興味深い。日本カルチャーに親しみを持ってくれているのは嬉しい。流石に日本人を自称したのは違和感しかないが、線引が難しい。ありとあらゆる特権性や歴史的経緯を踏まえて発言するのは無理がある。話は飛躍するけど昨今の日本で韓国カルチャーに対して同じ態度を取るキッズがあまりにも多いと感じる。2025/02/23

牙魔

1
もう3冊目ですっかり文筆家のSaku氏。分かりやすい文体で良いですが「示唆に富む」「興味深い」の頻出はちょっと気になります。お笑いの方もラブレターズとのコラボなどで活躍してますね。現地にいるからこそ分かる直近の情報が面白い。大統領選でのバイデンの戦略とか。アメリカ文化のラテン化とコメディ界でのアジアン進出も興味深い(笑)。大谷翔平の本当の知名度、一番有名な日本人=フードファイターなど納得の情報。ブルーノマーズがアジア系とは初耳でした。「モスコミュール」のモスコがモスクワだったとは!2025/03/03

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