内容説明
捨てるだけじゃもったいない! 変身するごみのゆくえを追いかけろ!
本書は理科好きの子どもたちに向けた、サイエンスをテーマにビジュアル素材でまとめたシリーズ「子供の科学サイエンスブックスNEXT」の一冊です。
今回のテーマは、生活の中で毎日排出している『ごみ』。
「海洋プラスチックごみ」の問題について聞いたことはありませんか? SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」と関係し、昨今では急務な問題だとよく話題にのぼります。他にも「ごみ」の問題は山積みで、2050年には日本のごみ埋立地は不足するといわれています。
ただ、そんな「ごみ問題」を悲観するだけでなく、きたる未来のために、「ごみ」と向き合い新たなソリューションを生もうとしている動きもあります。本著では「ごみ」の未来を考え、ごみを活用しようと動く活動を紹介し、進化する「ごみ」のゆくえを追っていきます。
目次
はじめに 持続可能なごみ処理って何だろう?
巻頭特集 まるで美術館? 遊園地? びっくり清掃工場大紹介
第1章 ごみはどうして問題なの?
第2章 ごみ処理技術の大進化
第3章 プラスチックごみ問題に立ち向かう
第4章 ごみのさまざまな活用法
おわりに 「ごみ」ではなく、「未利用資源」と考えよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
47
ごみは、先ずは出す量を減らす。出たものは、再利用するが基本だと思う。そこから考えると、再利用のコスト、環境負荷を減らすこと。小さなことで言うと、分別・出し方を考えること。それから、ごみになるうるもの自体を変える・減らすこと。ごみをテーマに幅広く書かれていて、自分たちの暮らしとの関連も伝わってくる。2024/04/23
ちみる
20
ゴミ問題の現状や、海洋プラスチック問題、最新のゴミ処理技術などを取り上げている。 イラストや写真が多いので楽しく学べます。 ゴミ問題やサステナビリティを知るだけでなく、自分たちができる取り組み方についても学ぶことができる一冊☺️ 宇宙ゴミの多さにも愕然…2024/01/22
げんさん
2
ごみ拾いSNS「ピリカ」の存在を初めて知った2024/06/03