内容説明
ハリウッドの強姦魔、ハーヴェイ・ワインスタインとの300日戦争。
性犯罪で告発された権力者を守るのはメディアだった。
「キャッチ・アンド・キル(隠蔽工作)」の手口で
潰され、晒され、叩かれる被害者たち。
核心に迫るジャーナリストを、上司の裏切り、謎の尾行、失職が襲う。
簒奪者たちとの壮絶な闘いを描き、ピューリッツァー賞に輝いた
ジェットコースター・ノンフィクション。
解説=伊藤詩織
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単行本 2022年4月 文藝春秋刊
文庫版 2024年10月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
20
驚くべき話だった。社会は、やはり優れたジャーナリズムを必要とするのだ。内容も面白いし、書き振りも、とても良い。前半は登場人物が多すぎて、着いていくのが少し大変だし、もうちょっと内容をスッキリと書いてほしいとは思うが、素晴らしい取材活動とその記録だ。最終的に報道したのはテレビではなく、紙媒体だったというのはなかなか象徴的だ。2024/11/29
きみどり
10
ハーヴェイ・ワインスタインを失脚させたセクハラ・パワハラの第一報は『その名を暴け』の女性ジャーナリスト二人が成し遂げたが、この話題を追っていたジャーナリストは数多くいたこと、それが潰されてきたことがよく分かる。著者はウディ・アレンとミア・ファローの息子なので、業界でも比較的優位な立ち位置の存在ではと思うが、身の危険を感じるほどの妨害があったとは。何も言えず消えていったジャーナリスト、俳優がどれほどいたんだろうと、怖くなってしまった。2026/06/15
Mits
2
まさに今、この手のことが話題ですね。アメリカではいわゆる上級のレベルが違うから、やったことも隠ぺい工作の強度も桁違いだ。その分、ジャーナリズムも強靭なのかもしれない。2025/01/09
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