内容説明
古代文明の時代から黄金に輝く「金」は美しくて、酸化も腐食もしない貴重な金属として重宝され、経済、歴史、科学、芸術分野で活用されてきました。そんな「金」を人の手で生み出そうとする錬金術は怪しい思想と思われていましたが、現代の科学、化学、医学の技術発展に貢献しています。本書では、錬金術によって発見された科学知識、金の採掘や精錬技術、日本史との関わりなど錬金術の歴史的な背景から金にまつわる知識を解説します。
目次
●Chapter.1 人はなぜ金に魅せられるのか
●Chapter.2 錬金術師は詐欺師だったのか?
●Chapter.3 錬金術師は科学者へと進化した
●Chapter.4 世界の錬金術の拡大と発展
●Chapter.5 そもそも金とは何か?
●Chapter.6 金の産出と精錬
●Chapter.7 日本史と金
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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古代エジプト 黄金 太陽神 ツタンカーメン 黄金マスク 来世 インカ帝国 消えた金銀 黄金の国ジパング 中尊寺金色堂 平和希求 秀吉 黄金の茶室 日本金貨 大判小判 改鋳 金本位制→管理通貨制 錬金術 卑金属→貴金属 錬金術発祥 エジプト アラビア錬金術 化学へ アルスマグナ 精神主義 賢者の石 高貴の証 石の作用 欧州錬金術 哲学 神智学 錬金術 化学の母体 実験器具 レトルト アランビック イアトロ化学 医療化学 ニュートン 錬金術師 中国錬丹術 現代錬金術 原子核反応 新元素 ニホニウム 都市鉱山2025/04/23
Nat Hat
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錬金術というよりも金にまつわるあれこれをまとめた内容。金の歴史、特性、利用などなど。自然界にはほとんど存在しない金属なのに、古くから身近に使われてるのが金のパワーなのだ。2025/01/25