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内容説明
25年大河ドラマ「べらぼう」でも注目!
幕府の財政難に立ち向かい、時の将軍の厚い信任をバックに、大商人ら民間の力も取り入れバラエティーに富んだ新規事業を積極展開した田沼意次。新田開拓、鉱山開発、改鋳、貿易取引の見直しなど、前例にとらわれず改革に奔走。農本主義から重商主義への転換により税収の増加を図る。
民間活力の導入は町人文化の隆盛ももたらし、歌麿や北斎、山東京伝らによる黄表紙や浮世絵を世に拡げた蔦屋重三郎を筆頭に、新しい文化の担い手たちも生み出した。
しかし、利権を見出した商人が贈る賄賂により舞台裏で政治の腐敗が進行するなか、天災による飢饉などが重なり失脚する。
保守派・守旧派たちからの「成り上がり者」への嫉妬も絡み貼り付けられた「賄賂政治家」というレッテルにより、その評価を曲げられてきた男の、改革者としての実像に迫る歴史読み物。
目次
プロローグ 再評価される田沼意次
第1章 九代将軍家重の側近として台頭する
――旗本から大名へ
第2章 老中として幕政を担当する
――十代将軍家治の厚い信任
第3章 田沼政権の経済・財政政策
――新規事業の時代
第4章 改革者田沼意次の光と影
――成り上がり者への反感
第5章 田沼時代の終焉
――嫡男田沼意知の横死
第6章 失脚後の意次と田沼家
――失意の晩年
エピローグ 改革者としての功罪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Emkay
15
大河ドラマのための書き下ろしだろうが、田沼意次の一生を実にバランスよく読みやすく、歴史学者がまとめてくれた良書。出世街道、老中就任、経済政策、功罪、失脚、そして晩年、とすっきり頭に入る。昔教科書でさらっとしか学習しなかった人物の栄枯盛衰だけでなく、出世と転落の背景となった江戸幕府経済の行き詰まり、浅間山の噴火、側近政治、吉宗が種を蒔いた御三卿と御三家の対立、そして浅間山の噴火といった、時代のダイナミズムを感じ取ることができた。2025/02/18
長重
3
大筋は、大河ドラマべらぼうを見てたら、この話知ってるってエピソードばかりのまとめ本でした。 ただ、田沼政治の成功例として、製糖方の日本全体への普及促進や、俵物などの輸出品目の拡大による金銀流失の低減などの話が読めたのは良かった。 意次の立身出世の前例として、家重時代に、御側御用取次と幕閣である若年寄を兼務した大岡忠光の存在に言及してるのも興味深かったです。 2025/12/14
オルレアンの聖たぬき
1
再読本。大河ドラマの背景を学ぶのによい。ただし、サマリーであることを念頭に置いて読むといい。2025/09/27
かぎまるこ
0
大河ドラマ「べらぼう」で幕閣事情・人間関係がよくわからなかったので読みました。わかりやすかったです。これで益々ドラマを楽しめます。2025/05/11
オルレアンの聖たぬき
0
次の大河ドラマ『べらぼう』を楽しむためにその時代背景を測るための予習にぴったりだった。田沼意次の時代がどういう時代でどうなったから、娯楽としてなにを求めたか。わかりやすい。2025/01/01
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